特許
J-GLOBAL ID:200903054949636940

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-026066
公開番号(公開出願番号):特開2000-220417
出願日: 1999年02月03日
公開日(公表日): 2000年08月08日
要約:
【要約】【課題】バルブの開閉タイミングが最も遅くされた状態から同バルブの開閉タイミングを早くしていく場合において、可変バルブタイミング機構の応答性を向上することのできる内燃機関のバルブタイミング制御装置を提供する。【解決手段】進角側チューブ油路47は径線R1に沿ってチューブ15を貫通している。進角側半月油溝51はカムシャフト11にその回転断面内において中心線O1と対称に形成されている。進角側シャフト油路52はカムシャフト11の内部に形成されている。カムシャフト11は、最遅角状態において径線R1と中心線O1とのなす角度θDの大きさが、最進角状態において同径線R1と中心線O1とのなす角度θPの大きさよりも小さくなるようにチューブ15内に配置されている。そして、最遅角状態における進角側チューブ油路47と進角側シャフト油路52との間の距離L1は、最進角状態における同距離L2よりも短くされている。
請求項(抜粋):
内燃機関の出力軸に駆動連結されたチューブと、同チューブに回動可能に挿入されてバルブを開閉駆動させるカムシャフトとを、可変バルブタイミング機構により相対回動して同バルブの開閉タイミングを早くするとき、同可変バルブタイミング機構への油の供給は、同チューブに貫設され、そのカムシャフト側は同チューブの所定の径線が通る位置に開口する進角側チューブ油路、同カムシャフトにその回転断面内において所定の中心線と対称に形成された進角側対称油路、及び、同進角側対称油路の中心側に開口して同カムシャフトの内部に形成された進角側シャフト油路を介してなされる内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記バルブの開閉タイミングが最も遅くなったときに前記径線と前記中心線とのなす角度の大きさを、同バルブの開閉タイミングが最も早くなったときに同径線と中心線とのなす角度の大きさよりも小さくし、同バルブの開閉タイミングが最も遅くなったときの前記進角側チューブ油路と前記進角側シャフト油路との間の長さが、同バルブの開閉タイミングが最も早くなったときの同進角側チューブ油路と進角側シャフト油路との間の長さよりも短くなるようにしたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
Fターム (20件):
3G016AA06 ,  3G016AA19 ,  3G016BA23 ,  3G016CA05 ,  3G016CA13 ,  3G016CA19 ,  3G016CA22 ,  3G016CA24 ,  3G016CA27 ,  3G016CA29 ,  3G016CA33 ,  3G016CA36 ,  3G016CA45 ,  3G016CA46 ,  3G016CA48 ,  3G016CA57 ,  3G016CA59 ,  3G016DA06 ,  3G016DA22 ,  3G016GA00

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