特許
J-GLOBAL ID:200903054963362178

可変容量型ベーン型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-067665
公開番号(公開出願番号):特開平7-247982
出願日: 1994年03月11日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】 回転プレートの円滑な回転を確保しつつ、回転プレートとシリンダとの間の隙間の増大を防止できる可変容量式ベーン型圧縮機を提供する。【構成】 回転プレート20の反シリンダ側端面20bにスラスト軸受53を介して環状のアニュラーピストン54を当接し、高圧導入通路61を通じてアニュラーピストン54の反回転プレート側端面54aに吐出圧を導くようにした。その吐出圧がスラスト軸受53を介して回転プレート20に作用して回転プレート20をシリンダ側に押しつけ、回転プレート20とシリンダ1との隙間は小さくなるが、回転プレート20が受ける摩擦抵抗は小さいため回転プレート20は円滑に回転できる。
請求項(抜粋):
ほぼ楕円径の内周面を有するシリンダと、このシリンダ内に回転可能に収容されたロータと、このロータのベーン溝内に摺動可能に挿入された複数のベーンと、前記シリンダの両端面に固定された一対のサイドブロックと、前記一方のサイドブロックのシリンダ側凹部内に、吐出容量を最少にする一部稼働位置と前記吐出容量を最大にする全稼働位置との間で回動可能に収容された回転プレートと、この回転プレートを、前記両サイドブロックの一方に形成された吸入室の吸入圧に応じて回動させる駆動機構とを備えた可変容量型ベーン型圧縮機において、前記一方のサイドブロックに設けられ、前記回転プレートの反シリンダ側端面にスラスト軸受を介して当接する環状の押圧部材と、前記押圧部材の反回転プレート側端面に高圧を導く高圧導入通路とを備えていることを特徴とする可変容量型ベーン型圧縮機。
IPC (2件):
F04C 29/10 311 ,  F04C 29/10 321

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