特許
J-GLOBAL ID:200903054974842775
輪郭抽出処理方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-253712
公開番号(公開出願番号):特開平7-085288
出願日: 1993年09月16日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】空間周波数情報を用いて、より適切な物体境界に適合する輪郭を得る。【構成】 周波数情報抽出部21は、入力濃淡画像11を各点あるいは小領域ごとに周波数変換してパワースペクトルを求める処理を、入力濃淡画像全体に施こすことにより、入力濃淡画像11の周波数分布特徴量を抽出する。輪郭抽出部22は、入力濃淡画像11に対して、複数の点を入力し、それらの点(節点)をスプライン補間したスプライン曲線を入力初期輪郭12とし、周波数情報抽出部21で得られた周波数分布特徴量を用いて、各節点の近傍点のうち、エネルギーが最小となる点を求める処理を繰り返して、最終的に収束したスプライン曲線を、求める輪郭線とし、出力輪郭画像13を抽出する。
請求項(抜粋):
入力濃淡画像に対して、初期輪郭を与え、輪郭の形状及び位置に関する一又は複数の特徴量の線形和を最小化するように輪郭を移動又は変形させて輪郭を得る輪郭抽出処理方法において、入力濃淡画像を周波数変換してパワースペクトルを求める処理を、局所的でなく、全体的に施すことにより、入力濃淡画像の周波数分布特徴量を得る第1のステップと、輪郭の形状及び位置に関する特徴量に、前記ステップ1で得られた周波数分布特徴量から計算されるところの輪郭位置に関する特徴量を加えた線形和を最小化するように、初期輪郭を移動又は変形し、これを輪郭が収束するまで繰り返す第2のステップと、を有することを特徴とする輪郭抽出処理方法。
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