特許
J-GLOBAL ID:200903054978334626
塩化水素とダイオキシン類を発生する難燃性プラスチック廃棄物の焼却処理法並びに焼却炉
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-359787
公開番号(公開出願番号):特開平10-185135
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、焼却すると塩化水素とダイオキシン類を発生する難燃性のプラスチック廃棄物の、安全確実にして且つ製造及び運転コストを低減化した焼却方法並びに焼却炉の提供を目的とする。【解決手段】 廃棄物の投入時に炉内のガスが漏出しないように炉内圧を大気圧より若干負圧にし、且つ予め800°C以上に予熱した一次燃焼室(2)に廃棄物を投入し、同時に該燃焼室を一次燃焼バーナ(8)の燃焼停止と燃焼用空気の遮断によって酸欠状態にしてガスを放出するガス化と、ガス化後の残余物への該一次バーナの強制燃焼と新鮮な燃焼空気の再流入により燃焼を継続して灰化し、再び新たな廃棄物を投入することを順次くり返して焼却処理することを特徴とする。この方法によれば焼却速度が早くなり、炉内容積を小さく出来ると共に燃費を節減できる。なお、二次燃焼室(3)に流入した排ガスを850°C以上に完全燃焼して生成したダイオキシン類を熱分解し、後続する排ガス処理装置によって該ガス中のばいじん、塩化水素を除去し無害化して大気に放出する設備を一体的に付属する。
請求項(抜粋):
焼却すると塩化水素とダイオキシン類を発生する難燃性プラスチック廃棄物を、投入時に炉内のガスが漏出しないように炉内圧を大気圧より若干負圧にした一次燃焼室に投入し、投入口シャッタの閉鎖確認信号を出すセンサとタイマの作動により一次燃焼バーナの燃焼を停止させ且つ一次燃焼室への燃焼空気を遮断させて酸欠状態にし焼却物のガス化を促進し、該ガスがほぼ発生し終った段階で再び一次燃焼バーナを着火燃焼させ、且つ一次燃焼室への燃焼空気の送気を再開して焼却物の燃焼焼却を継続し、該焼却物がおき燃焼状態になった時点で順次新たな廃棄物を再投入し、交互にガス化燃焼と焼却燃焼をくり返えして焼却することを特徴とする、塩化水素とダイオキシン類を発生する難燃性プラスチック廃棄物の焼却処理方法並びに焼却炉。
IPC (19件):
F23G 5/027 ZAB
, B01D 53/68
, B01D 53/77
, B09B 3/00
, F23G 5/00 ZAB
, F23G 5/00 119
, F23G 5/00
, F23G 5/16 ZAB
, F23G 5/16
, F23G 5/44 ZAB
, F23G 5/44
, F23G 5/46 ZAB
, F23G 5/50 ZAB
, F23G 5/50
, F23G 7/12 ZAB
, F23J 15/04
, F23J 15/00
, F23J 15/06
, F23M 5/00
FI (21件):
F23G 5/027 ZAB A
, F23G 5/00 ZAB
, F23G 5/00 119 D
, F23G 5/00 119 F
, F23G 5/16 ZAB B
, F23G 5/16 ZAB E
, F23G 5/44 ZAB C
, F23G 5/44 ZAB D
, F23G 5/46 ZAB A
, F23G 5/50 ZAB G
, F23G 5/50 ZAB L
, F23G 5/50 ZAB J
, F23G 5/50 ZAB H
, F23G 7/12 ZAB Z
, F23M 5/00 F
, B01D 53/34 134 B
, B09B 3/00 302 A
, B09B 3/00 303 E
, F23J 15/00 E
, F23J 15/00 J
, F23J 15/00 K
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