特許
J-GLOBAL ID:200903054979714988

自動倉庫における作業完了時刻予測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-003624
公開番号(公開出願番号):特開2008-168989
出願日: 2007年01月11日
公開日(公表日): 2008年07月24日
要約:
【課題】作業完了予測時刻の算出精度の向上を図ることができる自動倉庫における作業完了時刻予測装置を提供する。【解決手段】管理コントローラ13は、搬送作業指示データを出力した時、搬送作業指示データが含む現在位置データ、搬送元データ及び搬送先データと同じ現在位置データ、搬送元データ及び搬送先データを含む搬送実績データを搬送実績データベースから抽出する。そして、管理コントローラ13は、抽出した搬送実績データが含む搬送作業時間を平均して平均作業時間を算出する。また、管理コントローラ13は、搬送作業指示データが実行される時の搬送状況と合致する増減パラメータを読み出し、読み出した増減パラメータによって平均作業時間を補正して作業完了予測時刻を算出する。さらに、異常が検出された場合には、タイマ17によって計測された復旧時間を作業完了予測時刻に加算することで作業完了予測時刻を更新する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
荷を収納するための収納部を複数有するとともに、荷を移載可能な荷移載装置を装備した移動体によって前記収納部に対して荷の搬入及び搬出を行う自動倉庫に設けられ、搬送作業が完了する予測時刻を算出する作業完了時刻予測装置において、 荷の搬送作業を指示する搬送作業指示手段と、 前記搬送作業の指示に関する異常及び前記移動体に関する異常のうち少なくとも何れかの異常を検出する異常検出手段と、 前記搬送作業を開始してから完了するまでに要した実搬送作業時間を計測する第1計測手段と、 異常が発生してから復旧するまでに要した時間を計測する第2計測手段と、 前記搬送作業を開始した時に対して前記搬送作業を開始してから完了するまでに要した実搬送作業時間を対応付けて搬送実積として蓄積する搬送実績データベース、及び前記搬送作業を開始した時を月・日・曜日並びに時刻に区分しこれらの区分毎の作業指示数の増減パターンから作成した増減パラメータを記憶する記憶手段と、 前記増減パラメータによって補正処理を行い前記搬送作業が完了する予測時刻を算出する予測時刻算出手段とを備え、 前記予測時刻算出手段は、前記搬送作業指示手段が搬送作業を指示した時、指示された前記搬送作業を前記搬送実績データベースと照合し、指示された前記搬送作業と同じ搬送実績を前記搬送実績データベースから抽出し、抽出した搬送実績が含む搬送作業時間を平均して平均作業時間を算出し、なおかつ、指示された前記搬送作業と前記記憶手段から読み出した前記増減パラメータとを照合し、指示された搬送作業が行われる時に対応した前記増減パラメータを選択し、選択した前記増減パラメータによって前記平均作業時間を補正して作業完了予測時刻を算出し、さらに、搬送作業を行っている最中に前記異常検出手段によって異常が検出された場合には、異常から復旧させるのに要する時間を前記作業完了予測時刻に加算して作業完了予測時刻を更新する予測時刻算出手段とを備えた自動倉庫における作業完了時刻予測装置。
IPC (1件):
B65G 1/137
FI (1件):
B65G1/137 A
Fターム (13件):
3F022AA15 ,  3F022FF01 ,  3F022JJ09 ,  3F022KK01 ,  3F022MM07 ,  3F022MM11 ,  3F022MM13 ,  3F022MM21 ,  3F022MM35 ,  3F022MM70 ,  3F022NN21 ,  3F022NN55 ,  3F022PP06
引用特許:
出願人引用 (1件)

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