特許
J-GLOBAL ID:200903054980211477

可変容量型斜板式圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-204076
公開番号(公開出願番号):特開2001-032768
出願日: 1999年07月19日
公開日(公表日): 2001年02月06日
要約:
【要約】【課題】 斜板の破損を招かずに斜板とシューとの摩耗・焼付きを防ぐことができる斜板式圧縮機を提供する。【解決手段】 シャフト5と一体に回転するスラストフランジ40と、リンク機構41を介してスラストフランジ40に連結される斜板10と、斜板10の摺動面10a,10b上を相対的に回転するシュー60,61を介して斜板10に連結され、斜板10の回転につれてシリンダボア6内を直線往復運動するピストン7とを備え、斜板10が収容されるクランク室8の圧力の変化に応じて斜板10の傾斜角が変わり、ピストン7のストローク量が変わる可変容量型斜板式圧縮機において、冷媒として二酸化炭素を用い、斜板10のリヤ側の摺動面10aにだけ環状の段差部10eを形成し、段差部10eとシュー60との間に、複数のニードルローラ52と、これらのニードルローラ52を回転可能に保持するレース53とを配設した。
請求項(抜粋):
回転軸に固定され、前記回転軸と一体に回転する回転部材と、前記回転軸に摺動かつ傾斜可能に取り付けられるとともに、リンク機構を介して前記回転部材に連結されて前記回転部材と一体に回転する斜板と、前記斜板の両摺動面上を相対的に回転する一対のシューを介して前記斜板に連結され、前記斜板の回転につれてシリンダボア内を直線往復運動するピストンとを備え、前記斜板が収容されるクランク室の圧力の変化に応じて前記斜板の傾斜角が変わり、前記ピストンのストローク量が変化する可変容量型斜板式圧縮機において、作動流体としての冷媒が二酸化炭素であり、前記斜板のリヤ側の摺動面にだけニードルローラ保持用段差部を形成し、前記ニードルローラ保持用段差部と前記シューの一方との間に、複数のニードルローラと、これらのニードルローラを回転可能に保持するレースとが配設されていることを特徴とする可変容量型斜板式圧縮機。
Fターム (5件):
3H076AA06 ,  3H076BB26 ,  3H076CC12 ,  3H076CC20 ,  3H076CC33
引用特許:
審査官引用 (2件)

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