特許
J-GLOBAL ID:200903054980600678

空気通路切替装置および車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-224043
公開番号(公開出願番号):特開平10-058947
出願日: 1996年08月26日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 フィルム式のロータリドアを用いて吹出空気開口部を切替えるようにした空気通路切替装置において、ロータリドアの操作力の低減を図る。【解決手段】 通風量の増加に伴ってフィルム部材92に加わる風圧が増加して、フィルム部材92とケース1内壁面との間の摩擦力が増加することが、ドア操作力の増加の原因であることに着目して、ロータリードア91の円周壁91bのうち、フィルム部材92のフィルム開口部92aに対向する部位のみにドア通風口91dを形成し、一方、ロータリードア91の円周壁91bの軸方向両端部には、弾性シール材91kを円弧状に装着し、この弾性シール材91kの外周側にフィルム部材92の軸方向端部を位置させ、この弾性シール材91kを弾性的に圧縮し、その弾性反発力にてフィルム部材92の軸方向端部をケース1の内壁面に圧接する。これにより、フィルム部材92に高い風圧が作用することがない。
請求項(抜粋):
空気通路をなすケース(1)と、このケース(1)内に回動可能に配設され、かつ円弧状の円周壁(91b)を有するロータリードア(91)と、このロータリードア(91)の円周壁(91b)に開口したドア通風口(91d)と、前記ケース(1)において、前記ロータリードア(91)の円周壁(91b)が回動する領域に開口した空気通路開口部(5、6、7)と、前記ロータリードア(91)の円周壁(91b)の外周側に配設され、前記ロータリードア(91)とともに回動する可撓性を有するフィルム部材(92)と、このフィルム部材(92)に、前記ドア通風口(91d)と常に連通するように開口されたフィルム開口部(92a)とを備え、前記ロータリードア(91)を回動することにより、前記フィルム開口部(92a)と前記空気通路開口部(5、6、7)との連通および遮断を選択するようにした空気通路切替装置であって、前記ロータリードア(91)の円周壁(91b)のうち、前記フィルム開口部(92a)に対向する部位のみにドア通風口(91d)が形成されており、前記ロータリードア(91)の円周壁(91b)の軸方向両端部には、弾性シール材(91k)が装着されており、この弾性シール材(91k)の外周側に前記フィルム部材(92)の軸方向端部が位置しており、この弾性シール材(91k)は弾性的に圧縮され、この弾性シール材(91k)の弾性反発力にて前記フィルム部材(92)の軸方向端部が前記ケース(1)の内壁面に圧接することを特徴とする空気通路切替装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 102 ,  B60H 1/00 103
FI (2件):
B60H 1/00 102 J ,  B60H 1/00 103 R

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