特許
J-GLOBAL ID:200903054991868974

アレスト性能の優れた構造用鋼とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-068496
公開番号(公開出願番号):特開平5-271863
出願日: 1992年03月26日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 脆性破壊伝播特性の良好な構造用鋼板を生産性よく経済的に製造する。【構成】 鋼板の表層部に平均円相当径で3μm以下のフェライト組織、もしくはベーナイト組織を有し、且つその表層部組織の同一結晶方位を有する集合組織コロニーのアスペクト比(長径/短径の比)が4以上の組織が30%以上占有する鋼板、および鋼片もしくは鋼板を、圧延中途中水冷時の板厚をt0 とした時、鋼板表裏面から少なくとも板厚方向に0.02×t0 (mm)以上の領域をAr3 点以下に急冷して、その後、当該表層部がAr1 点以上の温度から圧延を開始もしくは再開し、Ac3 °Cから(Ac3 +60)°Cからの範囲の最高復熱温度に達するまでに圧延を終了し、その後Ar1点まで1°C/sec 以上で冷却する。
請求項(抜粋):
鋼板の表層部にそれぞれ板厚の2%以上の範囲にわたって平均円相当径で3μm以下のフェライト組織、もしくはベーナイト組織を有し、且つその表層部組織の同一結晶方位を有する集合組織コロニーのアスペクト比(長径/短径の比)が4以上である組織が表層部に30%以上を占めることを特徴とするアレスト性能の優れた構造用鋼。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/06
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-020414
  • 特開昭61-235534
  • 特開昭63-020414
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