特許
J-GLOBAL ID:200903055001008832

エンジンの燃料供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-276859
公開番号(公開出願番号):特開平5-086942
出願日: 1991年09月26日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】 機械式過給機で過給する過給領域における噴射燃料の吹き抜けを確実に防止できるエンジンの燃料供給装置を提供する。【構成】 VTCにより排気弁のプーリに対する排気用カム軸の位相を変えることで、吸排気オーバーラップが大小切り換え可能に構成され、機械式過給機によって過給している過給領域Bにおいて、曲線C、Dは排気圧に対する吸気圧の相対比率が設定値α(α=1.00)の境界を示し、曲線Eは排気圧に対する吸気圧の相対比率が設定値β(但し、β<1.00)の境界を示し、オーバーラップが「小」のときは吸気圧が設定圧ラインC以上のときに燃料噴射開始タイミングをオーバーラップ期間に設定し、またオーバーラップが「大」のときは吸気圧が設定圧ラインE以上のときに燃料噴射開始タイミングをオーバーラップ期間に設定する。
請求項(抜粋):
吸気通路に設けた過給機と、各気筒毎の吸気ポートに燃料をシーケンシャル噴射により供給する燃料噴射弁とを備えたエンジンにおいて、吸気弁と排気弁の吸排気オーバーラップ期間を変える吸排気オーバーラップ可変手段と、吸気圧とエンジンの運転状態とを検知する検知手段と、前記検知手段の出力に基いて、過給域においては排気圧に対する吸気圧の相対比率が設定値以上のときには吸排気オーバーラップ期間に燃料噴射を開始させる噴射時期制御手段と、前記吸排気オーバーラップ可変手段の切り換え状態に基いて、吸排気オーバーラップ期間が大のときには小のときと比較して前記設定値を小さく変更する設定値変更手段と、を備えたことを特徴とするエンジンの燃料供給装置。
IPC (2件):
F02D 41/34 ,  F02D 41/02 335

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