特許
J-GLOBAL ID:200903055003277253

感熱記録紙

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-313444
公開番号(公開出願番号):特開平5-124335
出願日: 1991年11月01日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 解像性に優れ、微小な印字エネルギーでも、また、高濃度においても鮮明な記録を行なうことのできる感熱記録紙を得る。【構成】 無機微細粉末10〜45重量%含有熱可塑性樹脂の二軸延伸フィルムを基材層(a)とし、その表面に熱可塑性樹脂の一軸延伸樹脂フィルムよりなる表面層(b)を貼着した構造からなる感熱記録用支持体(A)の表面層(b)上に感熱記録層(B)を設けてなる感熱記録紙において、前記感熱記録用支持体(A)の物性が下記の?@〜?Bの条件を満足するものであることを特徴とする。?@ 表面層(b)を構成する内層、b2、外層b1の厚みが表面層bに対し一定の割合である。?A 表面層(b)の厚みが支持体(A)全体の肉厚に対し一定の割合である。?B 支持体(A)の密度、不透明度、32kg/cm2の応力に対する圧縮率及び表面のベック平滑度がそれぞれ所定の範囲内である。
請求項(抜粋):
無機微細粉末10〜45重量%含有熱可塑性樹脂の二軸延伸フィルムを基材層(a)とし、その表面に熱可塑性樹脂の一軸延伸樹脂フィルムよりなる表面層(b)を貼着した構造からなる感熱記録用支持体(A)の表面層(b)上に感熱記録層(B)を設けてなる感熱記録紙において、前記感熱記録用支持体(A)の物性が下記の?@〜?Bの条件を満足するものであることを特徴とする感熱記録紙。?@表面層(b)は、無機微細粉末を0〜30重量%含有する熱可塑性樹脂の一軸延伸フィルムよりなる外層(b1 )と、無機微細粉末を30〜80重量%含有する熱可塑性樹脂の一軸延伸フィルムよりなる内層(b2 )の少なくとも2層の一軸延伸樹脂フィルムからなるものであり、その外層(b1 )の厚みが、表面層(b)の3〜40%の割合を占め、内層(b2 )の厚みが97〜60%を占めていること。?A 表面層(b)の厚みが支持体(A)全体の肉厚の0.5〜30%であること。?B 支持体(A)の密度が0.80g/cm2 以下、不透明度が70%以上、32kg/cm2 の応力に対する圧縮率が15〜35%、表面のベック平滑度が500〜8,000秒であること。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-193836
  • 特開昭62-259848
  • 特開平3-190787
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