特許
J-GLOBAL ID:200903055006803665
転がり軸受部品およびその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-144088
公開番号(公開出願番号):特開2003-342710
出願日: 2002年05月20日
公開日(公表日): 2003年12月03日
要約:
【要約】【課題】 ステンレス鋼製の転がり軸受部品の表面層に、十分な深さの窒化層を形成することである。【解決手段】 玉軸受の内輪1、外輪2および玉3の各軸受部品を、Cr含有量が12質量%以上のステンレス鋼を素材とし、その表面層の窒化層を、窒化処理で浸窒された窒素を焼入れ前に加熱拡散処理で拡散させて形成して、この加熱拡散処理後に1050°Cよりも低い温度で焼入れしたものとし、表面層の深い位置まで大きい圧縮残留応力を形成するとともに、表面から内部までの硬さをビッカース硬度Hv 650以上とすることにより、優れた転動疲労寿命特性と耐摩耗性を備え、特殊な耐蝕性が要求され、かつ、高負荷が作用する転がり軸受に適用可能なものとした。
請求項(抜粋):
Cr含有量が12質量%以上のステンレス鋼で形成され、表面に窒化層を有する内輪、外輪または転動体のいずれかの転がり軸受部品において、前記窒化層が、窒化処理で浸窒された窒素を焼入れ前に加熱拡散処理で拡散させて形成されたものであり、前記軸受部品が、この加熱拡散処理後に1050°Cよりも低い温度で焼入れされて、その表面から内部までの硬さがビッカース硬度Hv 650以上とされたものであることを特徴とする転がり軸受部品。
IPC (6件):
C23C 8/26
, C21D 1/06
, C21D 1/18
, C21D 9/40
, F16C 33/32
, F16C 33/58
FI (6件):
C23C 8/26
, C21D 1/06 A
, C21D 1/18 E
, C21D 9/40 A
, F16C 33/32
, F16C 33/58
Fターム (16件):
3J101AA02
, 3J101AA62
, 3J101BA01
, 3J101BA53
, 3J101BA54
, 3J101DA02
, 3J101EA06
, 3J101FA08
, 3J101FA15
, 4K028BA02
, 4K028BA12
, 4K042AA22
, 4K042BA03
, 4K042BA04
, 4K042CA07
, 4K042DA06
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