特許
J-GLOBAL ID:200903055014739836

アルデヒドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-343035
公開番号(公開出願番号):特開平8-231459
出願日: 1995年12月28日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【課題】 先行技術の欠点を持たず、容易にかつ安価に合成できるヒドロホルミル化反応用触媒を提供する。【解決手段】 オレフィンおよびオレフィン系不飽和化合物を、複合体配位子としてヘテロ環式のカルベンとさらに場合により他の配位子を含むコバルトまたはロジウムの複合体の存在下にヒドロホルミル化する。
請求項(抜粋):
モノオレフィン、ポリオレフィン、シクロオレフィンまたはこれらの化合物類の誘導体と、一酸化炭素および水素とを、20〜180°Cの温度、0.1〜30MPaの圧力で、触媒としてコバルトまたはロジウムの複合体の存在下に反応させることによるアルデヒドの製造方法において、上記複合体が、式[La Mb Xc ]n (A)n〔式中Mは中心原子としてのコバルトまたはロジウムであり、Xは一座または多座の、荷電または未荷電の、中心原子に結合した配位子でありそしてLもまた中心原子Mに配位子として結合した式【化1】で表されるモノカルベンまたは式【化2】で表されるジカルベン{式中R1 、R2 、R3 、R4 、R5 およびR6 は同一または異なる直鎖または分枝のスルホン化されたまたはスルホン化されていない炭素原子数1〜7のアルキル基、スルホン化されたまたはスルホン化されていない炭素原子数5〜18の脂肪族単環式または多環式基、スルホン化されたまたはスルホン化されていない炭素原子数2〜5のアルケニル基、スルホン化されたまたはスルホン化されていない炭素原子数6〜14のアリール基、あるいはスルホン化されたまたはスルホン化されていない炭素原子数7〜19のアラルキル基であり、R1 および/またはR2 はまた-(CH2 )m PR2 (m=1、2、3または4、R=ベンジル、フェニル、置換フェニル、ナフチル)、さらに-(CH2 )m NR′2 (mは上で定義された通りである、R′=アルキル、ビニル、アリル、ベンジルおよびアリール)、さらに-(CH2 )m O′′(mは上で定義された通りである、R′′=アルキル、特にメチル、ビニル、アリル、ベンジルまたはフェニル)であることもでき;R3 、R4 、R5 およびR6 はまた水素であることもでき、R3 はR4と共に、そしてR5 はR6 と共に、それぞれ同一または異なる縮合したスルホン化されたまたはスルホン化されていない炭素原子数3〜7の基であることもでき、R1 、R2 、R4 またはR6 は配位子Xと共に環を形成することができ、Yは飽和または不飽和の、直鎖または分枝の炭素原子数1〜4のアルキリデン基またはジアルキルシリレン基またはテトラアルキルジシリレン基である。}であり、Aは一荷電アニオンまたは多荷電アニオンの化学当量であり、bは1〜3の整数であり、aは1〜4・bの整数であり、そしてc=0または1〜4・bの整数であり、そしてn=0または1〜6の整数である。〕で表される、上記製造方法。
IPC (5件):
C07C 47/02 ,  B01J 31/02 102 ,  B01J 31/02 103 ,  C07C 45/50 ,  C07B 61/00 300
FI (5件):
C07C 47/02 ,  B01J 31/02 102 Z ,  B01J 31/02 103 Z ,  C07C 45/50 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (2件)

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