特許
J-GLOBAL ID:200903055015632741

高温処理炉から排出されるダストからの有価物回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村井 卓雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-046130
公開番号(公開出願番号):特開平10-237560
出願日: 1997年02月28日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 高温処理炉から排出され、不純物として砒素、銅を含むダストに有価物として含まれる亜鉛、カドミウムを個別にかつ高純度で回収する。【解決手段】 亜鉛、カドミウム及びヒ素を含有する溶液に過マンガン酸カリ及び/又は過酸化水素の少なくとも1種からなる酸化剤を添加し、かつ塩基性カルシウム塩を含むアルカリの添加によりpH=3.5〜5.7に調整して、主としてヒ素及び銅を含有する沈殿物を生成させる;その後固液分離する;固液分離により得られたろ液に硫化処理を施し、該ろ液に含有されるカドミウムを硫化カドミウムとして沈殿させ、固液分離し硫化カドミウムを残渣として回収する。
請求項(抜粋):
高温炉から排出されるダストから有価物を回収する方法において、亜鉛、カドミウム及びヒ素を含有する溶液に過マンガン酸カリ及び過酸化水素の少なくとも1種からなる酸化剤を添加し、かつ塩基性カルシウム塩を含むアルカリの添加によりpH=3.5〜5.7に調整して、主としてヒ素を含有する沈殿物を生成させ、その後固液分離する工程、及び前記固液分離により得られたろ液に硫化処理を施し、該ろ液に含有されるカドミウムを硫化カドミウムとして沈殿させ、固液分離し硫化カドミウムを残渣として回収する工程を含んでなる高温処理炉から排出されるダストからの有価物回収方法。
IPC (6件):
C22B 7/02 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  C22B 3/04 ,  C22B 17/00 ,  C22B 19/30
FI (6件):
C22B 7/02 B ,  C22B 19/30 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 304 G ,  C22B 3/00 A ,  C22B 17/04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 製錬中間産物の処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-038151   出願人:三菱マテリアル株式会社
  • 特開昭51-146387

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