特許
J-GLOBAL ID:200903055016015657

溶融炭酸塩型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 紋田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-304245
公開番号(公開出願番号):特開平8-138701
出願日: 1994年11月15日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 製造寸法公差内で厚さ寸法にばらつきを有する単電池およびセパレータの各要素の間において接触性を向上させ、燃料電池内部での導電性を高くするである。【構成】 溶融炭酸塩型燃料電池のセパレータのアノード集電板におけるアノード集電部の表面、又はカソード集電板におけるカソード集電部の表面の少なくともいずれか一方に凹凸を設けたものである。また、凹凸を設けたアノード集電部又はカソード集電部としてエキスパンドメタルを用いる。一方、セパレータのインターコネクタとアノード集電部サポートとの間、又はインターコネクタとカソード集電部サポートとの間の少なくともいずれか一方に、表面に凹凸を有する薄板を介装する。
請求項(抜粋):
電解質マトリックスをアノード電極及びカソード電極で挟んで形成された平板状の単電池と、この単電池の前記アノード電極には燃料ガスを前記カソード電極には酸化剤ガスを導く流路を形成すると共に隣り合う前記単電池同士を電気的に接続するセパレータとを交互に積層してなる溶融炭酸塩型燃料電池において、前記セパレータは、前記アノード電極の電極面を支持するアノード集電部と前記燃料ガスの流路を形成するアノード集電部サポートとを有したアノード集電板と、前記カソード電極の電極面を支持するカソード集電部と前記酸化剤ガスの流路を形成するカソード集電部サポートとを有したカソード集電板と、前記アノード集電板を収納し周縁に前記燃料ガスを供給するためのマニホールドリングを有したアノードエッジ板と、前記カソード集電板を収納し周縁に前記酸化剤ガスを供給するためのマニホールドリングを有したカソードエッジ板と、前記アノードエッジ板と前記カソードエッジ板との間に設けられ前記燃料ガスと前記酸化剤ガスとを隔離するためのインターコネクタとからなり、前記アノード集電部の表面又は前記カソード集電部の表面の少なくともいずれか一方に凹凸を設けたことを特徴とする溶融炭酸塩型燃料電池。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/14

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