特許
J-GLOBAL ID:200903055016440102

自動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-065419
公開番号(公開出願番号):特開平6-278638
出願日: 1993年03月24日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 制御対象を駆動する駆動制御手段の作動音を低減するとともに、良好な応答性を確保し、入力信号の緩やかな変化にも追従できる自動制御装置を提供する【構成】 ステアリングセンサ24、車速センサ26、ヨーレートセンサ28からの車両の状態を検出する信号に基づき目標ヨーレートを設定し、実際のヨーレートと目標ヨーレートとが一致するように後輪舵角を制御する後輪操舵装置において、後輪舵角を制御するために算出される後輪舵角θに施されるローパスフィルタ処理の時定数を、後輪舵角θの単位時間当りの変化量△θが所定値θthより大きければ減少させ、小さければ増加させる。これにより変化量△θの大きい通常の後輪操舵時には、応答性よく後輪が操舵され、変化量△θの小さい後輪操舵の不要な時には、後輪舵角θに含まれる不要な振動成分も抑制されるため、後輪操舵機構が無駄に作動させられることがない。
請求項(抜粋):
制御対象の挙動に応じた挙動信号を電気的に出力する検出手段と、該検出手段から出力された挙動信号に基づいて前記制御対象を制御するための制御量を算出し、該制御量に応じた制御信号を出力する制御量算出手段と、該制御量算出手段からの前記制御信号に基づいて前記制御対象を駆動制御する駆動制御手段と、を備える自動制御装置において、前記検出手段が出力する前記挙動信号、または前記制御量算出手段が出力する前記制御信号の、少なくとも高周波領域におけるゲインを低下させる、所定の時定数を有したフィルタ手段と、前記検出手段が出力する前記挙動信号、または前記制御量算出手段が出力する前記制御信号の、単位時間当りの変化量を検出し、該変化量に応じて、該変化量が大きくなるほど小さな値となるように前記フィルタ手段の前記時定数を設定する時定数設定手段と、を設けたことを特徴とする自動制御装置。
IPC (6件):
B62D 7/14 ,  B62D 6/00 ,  G05B 11/36 501 ,  B62D101:00 ,  B62D113:00 ,  B62D137:00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-087506
  • 特開昭59-087506

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