特許
J-GLOBAL ID:200903055019156448

車両衝突防止装置及び路面摩擦係数演算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-161677
公開番号(公開出願番号):特開平7-017346
出願日: 1993年06月30日
公開日(公表日): 1995年01月20日
要約:
【要約】【目的】 フルブレーキ作動前に路面摩擦係数μを間接推定して制動開始車間距離を正確に予測し、車両衝突事故を効果的に防止する。【構成】 演算制御装置11は、車速センサ12、測距センサ13等からの入力信号に基づき、自車と先行車両との衝突危険度等を演算し、その演算の結果に応じて警報器18及び自動制動装置19に必要な指令を出力する。具体的には、先行車両との距離が第1の車間距離以下となったときに緩ブレーキを作動させるとともに、この緩ブレーキ時における車両状態から路面摩擦係数μを算出し、このμの値に基づき第2の車間距離を求めて設定変更し、先行車両との距離が第2の車間距離以下となったときに、フルブレーキを作動させる。路面摩擦係数μは、緩ブレーキ作動中にブレーキ圧、車輪加速度、車輪スリップ率のデータサンプリングを複数回行い、これにより得たデータに基づいて回帰分析により求める。
請求項(抜粋):
前方物体との相対距離を測定する測距手段と、自車両の車輪に対して所定の第1減速力で緩ブレーキを行う自動緩ブレーキ手段と、前記車輪に対し前記第1減速力より大きな第2減速力で以て急ブレーキを行う自動急ブレーキ手段と、前記測距手段により求められた相対距離が第1の車間距離以下となったときに自動緩ブレーキ手段を作動させる緩ブレーキ制御手段と、緩ブレーキ時の車両状態から路面摩擦係数を算出する路面摩擦係数算出手段と、この路面摩擦係数算出手段により求められた路面摩擦係数に基づき、第2の車間距離を算出する車間距離算出手段と、前記測距手段により求められた相対距離が前記車間距離算出手段により算出された第2の車間距離以下となったときに、自動急ブレーキ手段を作動させる急ブレーキ制御手段と、を具備することを特徴とする車両衝突防止装置。
IPC (3件):
B60R 21/00 ,  B60T 7/12 ,  B60T 8/58

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