特許
J-GLOBAL ID:200903055026894667

注入型レーザー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川和 高穂
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-565594
公開番号(公開出願番号):特表2003-517715
出願日: 1999年08月05日
公開日(公表日): 2003年05月27日
要約:
【要約】本発明は、光共振器が特別な構造を有する注入型レーザーに関する。光共振器媒質の容積には光流入エリア7のための受動的容積と同様に集中出力増幅のための増幅エリアの能動的容積が含まれる。この容積はレーザーヘテロ構造2を形成するいくつかの層を含み、対応して決定される組成および厚さを有する。光流入エリア7の光学面8、9は異なる構成であり、前記レーザーはさらにオーミック接触15、16を使用する。このようにして、非平衡キャリヤおよびその励起再結合の注入エリアと同様にレーザー放出モードの構成エリアを本質的に決定することが可能となる。また、レーザー光のパワーを増大すること、閾値電流密度を減少させること、レーザー効率を向上させること、および2つの互いに直交する光出力方向の回折角度に近い低減発散角度を得ることも可能となる。さらに、単一モード発生プロセスの規則性を向上すること、空間的-スペクトル的特性を改善すること、発生レーザー光波長のポンピング電流依存性を実質的に低減すること、および動作信頼性並びに寿命を向上することも可能である。本発明はまた、活性層平面に対して直角のレーザー光出力をもつ高効率レーザー、並びに自律的活性化を有する高パワーレーザービームのレーザーに関する。
請求項(抜粋):
長さ方向の利得軸を有し、出射角ψでレーザ光を出力する少なくとも1つの利得領域からなる注入型レーザであって、前記注入型レーザは、前記少なくとも1つの利得領域を形成する活性層と、所定の屈折率を有する少なくとも1つの層からなるクラッド層と、オーミック接触とからなるレーザヘテロ構造と;前記レーザ光を透過し、屈折率n<SB>RIR</SB>を有し、前記活性層の少なくとも1つの上に位置する、前記レーザへテロ構造に隣接する少なくとも1つの光入射領域と;その少なくとも一部が前記光入射領域の少なくとも一部および前記利得領域の少なくとも一部と一致する、共に光共振器を形成するリフレクタであって、光共振器のリフレクタの少なくとも1つは所定の反射係数を有しているリフレクタとからなっており、 前記レーザヘテロ構造および前記隣接する光入射領域は、合わせて、実効屈折率n<SB>eff</SB>を有しており、 光入射領域の屈折率n<SB>RIR</SB>がレーザーヘテロ構造とこれに隣接する光入射領域との集合体の実効屈折率n<SB>eff</SB>を超え; arccos(n<SB>eff</SB>/n<SB>RIR</SB>)<U><</U>arccos(n<SB>eff-min</SB>/n<SB>RIR</SB>); そして、 n<SB>eff-min</SB>がn<SB>min</SB>よりも大きい、 ここに、n<SB>eff-min</SB>は、活性層から光入射領域への光の出射を生じる光入射領域を備えたレーザヘテロ構造に対して最小値であり、n<SB>min</SB>がヘテロ構造のクラッド層における最小の屈折率である。
IPC (3件):
H01S 5/22 610 ,  H01S 5/14 ,  H01S 5/40
FI (3件):
H01S 5/22 610 ,  H01S 5/14 ,  H01S 5/40
Fターム (8件):
5F073AA62 ,  5F073AA83 ,  5F073AB29 ,  5F073CA01 ,  5F073DA31 ,  5F073EA18 ,  5F073EA23 ,  5F073EA28

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