特許
J-GLOBAL ID:200903055055636863

画像信号の方式変換装置およびフィールド数変換方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-178942
公開番号(公開出願番号):特開平10-023374
出願日: 1996年07月09日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 クロスハッチのような垂直方向の帯域が広い信号をフィールド数変換した場合の上下の揺らぎを防止する。【解決手段】 動きベクトル検出回路36は少なくとも2つのフィールドから動きの大きさおよび方向を表わす動きベクトルを検出する。動き補正回路28,29はライン数変換されたフィールドを動きベクトルに基づいて動き補正する。信頼度判定回路40は求めた動きベクトルが正しいか否かを判定し、正しくないと判定した場合に動きベクトルを0 ベクトルとして動き内挿係数制御回路42に供給する。動き内挿係数制御回路42は動きベクトルが0 以外の場合にフィールド内挿比をたとえば50% 固定値として動き内挿回路32に設定する。動き内挿回路32は設定されたフィールド内挿比にて動き補正フィールドを加重加算して内挿フィールドを求める。
請求項(抜粋):
所定の方式の画像信号を少なくともフィールド数変換して異なる方式の画像信号に変換する画像信号の方式変換装置において、該装置は、少なくとも2フィールドの画像信号間にて画像の動きの大きさおよび方向を表わす動きベクトルを順次検出する動きベクトル検出手段と、該動きベクトル検出手段にて求めた動きベクトルに基づいてそれぞれのフィールドを内挿フィールドに動き補正する動き補正手段と、該動き補正手段にて動き補正したフィールドを加重加算して内挿フィールドを求める動き内挿手段とを含み、さらに該装置は、前記動き内挿手段にて加重加算する際の内挿係数をそれぞれのフィールドの位相関係および前記動きベクトル検出手段にて求めた動きベクトルに基づいて制御する内挿係数制御手段を含むことを特徴とする画像信号の方式変換装置。

前のページに戻る