特許

J-GLOBAL ID：200903055057245020

摺動用樹脂組成物

発明者： 斉藤 浩二 ,  不破 良雄 ,  山下 二郎
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社 ,  ダウ コーニング アジア株式会社
代理人 (1件)： 大川 宏
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-274576
公開番号（公開出願番号）：特開平7-097517
出願日： 1993年11月02日
公開日（公表日）： 1995年04月11日
要約：

【要約】【目的】 低摩擦係数化及び高耐摩耗性化を実現するため、固体潤滑剤の配合比を最適化した摺動用樹脂組成物を提供する。【構成】 結合剤としてのポリアミドイミド樹脂及びポリイミド樹脂のうちの少なくとも一方50〜73wt%と、固体潤滑剤としてのポリテトラフルオロエチレン3〜15wt%、二硫化モリブデン20〜30wt%及びグラファイト2〜8wt%とからなり、前記固体潤滑剤の総和が27〜50wt%であることを特徴とする。本発明の摺動用樹脂組成物によれば、耐摩耗性が良好で、かつ、初期馴染み特性も良好な樹脂被覆層が得られる。この樹脂被覆層は、摺動初期の段階で、相手材との摺動により、滑らかで良好な摺動面となる。このため、相手材と一定時間摺動させた後の摩擦係数が初期の摩擦係数よりも低下し、これに伴い定常摩耗量が低下し、耐摩耗性も良好となる。

請求項（抜粋）：

結合剤としてのポリアミドイミド樹脂及びポリイミド樹脂のうちの少なくとも一方50〜73wt%と、固体潤滑剤としてのポリテトラフルオロエチレン3〜15wt%、二硫化モリブデン20〜30wt%及びグラファイト2〜8wt%とからなり、前記固体潤滑剤の総和が27〜50wt%であることを特徴とする摺動用樹脂組成物。

IPC (8件)：

C08L 79/08 LRC ,  C08K 3/04 ,  C08K 3/30 ,  F02F 1/00 ,  F02F 3/00 ,  F16J 1/04 ,  C08L 79/08 ,  C08L 27:18

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平4-175442
  
• 特開昭62-063628
  
• 特開昭61-225247
  
• 特開昭50-042242