特許
J-GLOBAL ID:200903055060413716

列車の閉そく制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐田 守雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-233114
公開番号(公開出願番号):特開平10-076951
出願日: 1996年09月03日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 中小鉄道の単線区間等において軌道回路を用いた電子閉そく装置に代わるものとして設置できて、経済的であるとともに、列車ごとの識別番号を地上とやり取りすることで閉そく設定と閉そく取り消しを地上の中央処理装置で可能にする列車の閉そく制御方法及び装置を提供すること。【解決手段】 列車1が駅に到着して停止したときに出発要求信号を列車の識別番号とともに車上アンテナ3から送信し、出発要求のあった列車が次駅までに進行する閉そく区間の閉そくが未設定であれば閉そく設定を行なうとともに、出発許可信号を送信し、車上の出発許可灯を点灯する一方、列車が次駅に到着して停止したときに地上アンテナ4bからのポーリングを車上アンテナ3が受けて識別番号を送信し、該列車に停止信号を送信し、車上の停止信号灯を点灯するとともに、停止表示信号と識別番号を車上アンテナ3から送信し、閉そく設定を取り消す。
請求項(抜粋):
列車が駅に到着して停止したときに出発要求信号を列車の識別番号とともに車上アンテナから送信し、この出発要求信号と識別番号を駅にある地上アンテナと中継器を介して中央処理装置が受信すると、該中央処理装置は前記出発要求のあった列車が次駅までに進行する閉そく区間の閉そく状況を調べて閉そくが未設定であれば出発要求のあった列車に対して閉そく設定を行なうとともに、該中継器を介して地上アンテナから出発許可信号を送信し、この出発許可信号を車上アンテナを介して車上処理装置が受信すると、該車上処理装置は車上の出発許可灯を点灯する一方、列車が次駅に到着して停止したときに地上アンテナからのポーリングを車上アンテナが受けて識別番号を送信し、この識別番号を次駅にある地上アンテナを介して中継器が受信すると、該中継器が列車有りと確認し、該列車に停止信号を地上アンテナから送信し、この停止信号を車上アンテナを介して車上処理装置が受信すると、該車上処理装置は車上の停止信号灯を点灯するとともに、停止信号を受け取ったことを示す停止表示信号と識別番号を車上アンテナから送信し、この停止表示信号と識別番号を地上アンテナと中継器を介して中央処理装置が受信すると、該中央処理装置は前記識別番号の列車の閉そく設定を取り消すことを特徴とする列車の閉そく制御方法。
IPC (2件):
B61L 27/00 ,  B60L 15/40
FI (2件):
B61L 27/00 A ,  B60L 15/40 J
引用特許:
審査官引用 (17件)
  • 特開昭63-297167
  • 特開平2-286466
  • GPS列車安全装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-255762   出願人:松下電器産業株式会社
全件表示

前のページに戻る