特許
J-GLOBAL ID:200903055060806262

自動車のシート装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 星野 則夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-272228
公開番号(公開出願番号):特開平11-091418
出願日: 1997年09月18日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】 シートクッションを前後方向に移動させたとき、シートベルトの長さを調整する必要はなく、しかもシートトラックのアッパレールの強度を特に高める必要性をなくした自動車のシート装置を提案する。【解決手段】 シートベルト6の一方の端部12をアンカプレート13に係止し、そのアンカプレート13にロックピン16を固定し、ロックピン16を、シートトラック3のアッパレール8とロアレール7に、上下動可能に嵌合すると共に、シートベルト6に大きな引張力が加わったとき、ロックピン16の下部の膨隆部23をロック孔19の縁に係合させる。
請求項(抜粋):
車体のフロアパネルに固定されたロアレール及び該ロアレールに対してその長手方向に移動可能に組付けられたアッパレールを有するシートトラックと、該シートトラックのアッパレールに固定支持されて当該アッパレールと共に前後方向に移動可能なシートクッションと、該シートクッションと共に前後方向に移動可能なシートバックと、シートクッションに着座した乗員の体に装着されるシートベルトとを具備する自動車のシート装置において、前記シートベルトの一方の端部を、前記シートトラックのアッパレール上に配置されるアンカプレートに係止し、該アンカプレートに固定されたロックピンが、前記シートトラックのアッパレールに対して上下動可能ではあるが、水平方向には実質的に移動しない状態で当該アッパレールを貫通し、かつロアレールに対しては、上下動可能であると共に、当該ロアレールにその長手方向に長く形成されたロック孔に沿って移動できるように当該ロアレールを貫通し、前記シートベルトに引張力が作用しないとき、前記アンカプレートとロックピンを、当該アンカプレートが前記アッパレール上に圧接した状態の最下位置に保持すべく、当該ロックピンを下方に向けて付勢する付勢部材を設け、シートベルトに所定の大きさ以上の引張力が作用し、アンカプレートとロックピンが前記付勢部材の作用に抗して、所定距離上方に移動したとき、ロックピンが前記ロアレールに形成されたロック孔の縁に係合して、当該ロックピンとアンカプレートがそれ以上上方に移動することを阻止すべく、前記ロック孔の幅よりも大きな幅を有する膨隆部をロックピンの下部に設けたことを特徴とする自動車のシート装置。
IPC (3件):
B60N 2/06 ,  B60R 22/20 ,  B60R 22/26
FI (3件):
B60N 2/06 ,  B60R 22/20 ,  B60R 22/26

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