特許
J-GLOBAL ID:200903055063672550

複合サーミスタセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-265002
公開番号(公開出願番号):特開平10-073497
出願日: 1996年08月30日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 部品点数を削減し低製造コストで製造され、他部からの温度影響なしに高精度の温度検出が可能な複合サーミスタセンサを提供する。【解決手段】 温度検出媒体が充填されたインテークマニホールドに、端部をインテークマニホールド内に位置して、先端にサーミスタセンサ5がインサートされたボデイ11が固定され、キャップ12がボデイ11の先端に配され、キャップ12と熱絶縁間隔を保持し、筒体13が、サーミスタセンサ7がインサートされたボデイ11の中間部に取り付けられ、ボデイ11の後端部に、サーミスタセンサ5、7に接続する端子t1、t2、キャップ12に接続する端子t3を備えた端子取出し部11aが設けられ、サーミスタセンサ5、7は、互いに熱絶縁された状態で、エンジンブロック内の温度に対応する温度を安定に検出し、エンジンの燃料噴射量と冷却水温度の表示制御が精度よく安定に行われ、製造コストが削減可能な複合サーミスタセンサが提供される。
請求項(抜粋):
エンジンブロック内の温度に基づいて、エンジンの燃料噴射量を制御し、且つ冷却水温度の表示メータを作動させるエンジン制御ユニットに組み込まれ、前記エンジンブロック内の温度に対応する温度を検出する複合サーミスタセンサであり、前記エンジンブロック内の温度の検出媒体が充填されたインテークマニホールドの壁体を貫通して、前記インテークマニホールドに固定され、先端部が前記インテークマニホールド内に位置する樹脂製のボデイと、前記ボデイの先端部を覆って配設されるキャップ導体と、前記ボデイの先端部にインサート配置される第1のサーミスタと、前記ボデイの中間位置を覆い、前記キャップ導体と所定の熱絶縁間隔を保持して取り付けられ、周面に前記壁部と噛合するギヤ部を備えたボデイ導体と、前記ホデイの中間部にインサート配置される第2のサーミスタと、前記ボデイの後端部に嵌合され、前記第1のサーミスタに接続される第1の端子、前記第2のサーミスタに接続される第2の端子、及び前記キャップ導体に接続されるアース端子を備えた端子ブロックとを有することを特徴とする複合サーミスタセンサ。

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