特許
J-GLOBAL ID:200903055065535194

繊維強化樹脂製管継手の製造方法及び製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-016327
公開番号(公開出願番号):特開平5-208451
出願日: 1992年01月31日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】高強度、高精度の枝管を有する繊維強化樹脂製管継手を、生産性よく、且つ安価に製造する方法及び装置を提供することを目的とする。【構成】T字型マンドレル1を枝管部形成部12を回転軸として回転させて、枝管部形成部12及び主管部形成部11との交差部の周りに熱硬化性樹脂含浸強化繊維を巻き付ける。装置の枝管部形成部を回転軸とする回転から、主管部形成部を回転軸とする回転へとセット換えを行う。次に主管部形成部11を回転軸として回転させて、主管部形成部11の周りに熱硬化性樹脂含浸強化繊維を巻き付ける。これら樹脂を硬化して脱型する。
請求項(抜粋):
主管部形成部と、該主管部形成部に着脱自在な枝管部形成部よりなるマンドレルに硬化性樹脂含浸強化繊維を巻き付け、樹脂を硬化させて繊維強化樹脂層を形成した後、マンドレルを脱型して繊維強化樹脂製管継手を製造する方法であって、型受け部材と枝管芯押し部材と主管芯押し部材と可動架台とが備えられた繊維強化樹脂製管継手の製造装置を用いて、型受け部材の軸線上のマンドレルを支持する位置に枝管芯押し部材を移動させて、組立て状態のマンドレルの枝管部形成部を型受け部材と枝管芯押し部材との間で支持して、枝管部形成部を回転軸として回転させて枝管部形成部の周りに硬化性樹脂含浸強化繊維を巻き付け、その周りに硬化性樹脂含浸強化繊維が巻き付けられたマンドレルを可動架台に受けた状態で型受け部材と枝管芯押し部材の支持を外し、型受け部材の軸線上のマンドレルを支持する位置に主管芯押し部材を移動させて枝管芯押し部材と入れ替えて、マンドレルの主管部形成部を型受け部材と主管芯押し部材との間で支持し、主管部形成部を回転軸として回転させて主管部形成部の周りに硬化性樹脂含浸強化繊維を巻き付けるか、又は、型受け部材の軸線上のマンドレルを支持する位置に主管芯押し部材を移動させて、組立て状態のマンドレルの主管部形成部を型受け部材と主管芯押し部材との間で支持して、主管部形成部を回転軸として回転させて主管部形成部の周りに硬化性樹脂含浸強化繊維を巻き付け、その周りに硬化性樹脂含浸強化繊維が巻き付けられたマンドレルを可動架台に受けた状態で型受け部材と主管芯押し部材の支持を外し、型受け部材の軸線上のマンドレルを支持する位置に枝管芯押し部材を移動させて主管芯押し部材と入れ替えて、マンドレルの枝管部形成部を型受け部材と枝管芯押し部材との間で支持し、枝管形成部を回転軸として回転させて枝管部形成部の周りに硬化性樹脂含浸強化繊維を巻き付け、これらの樹脂を硬化して繊維強化樹脂層を形成した後脱型することを特徴とする繊維強化樹脂製管継手の製造方法。
IPC (3件):
B29C 67/14 ,  B29K105:08 ,  B29L 31:24

前のページに戻る