特許
J-GLOBAL ID:200903055066136501

方向制御弁の切換制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-210390
公開番号(公開出願番号):特開平6-058307
出願日: 1992年08月06日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 小型かつ低コストの構造で、操作装置の操作量とスプールストロークとの関係を良好にする。【構成】 戻りポート開口面積演算手段42は、ポンプ流量センサ32及びモータ圧力センサ34,36の検出結果に基づいて、実際に方向制御弁二次側流量が発生し始めるときのRポート開口面積Arを演算し、ストローク初期値演算手段44は上記開口面積Arに対応するスプールストローク(すなわちストローク初期値So)を設定する。指令信号検出手段46は、上記ストローク初期値Soを考慮した補正済作動指令信号Scを作成し、スプール作動制御用の電磁比例減圧弁51,52に出力する。
請求項(抜粋):
油圧源に接続される油圧源側ポートと、戻り通路側に接続される戻り側ポートと、アクチュエータの入口側に接続されるアクチュエータ入口側ポートと、アクチュエータの出口側に接続されるアクチュエータ出口側ポートと、スプールとを有し、このスプールの移動により、上記ポンプ側ポートが上記戻りポートに連結される中立状態から上記ポンプ側ポートがアクチュエータ入口側ポートに接続されかつアクチュエータ出口側ポートが戻りポートに接続される駆動状態へ連続的に切換えられる方向制御弁を、操作装置の操作量に基づいて切換制御するための方向制御弁の切換制御装置であって、上記方向制御弁のポンプ側流量を検出する流量検出手段と、上記アクチュエータの入口圧力を検出する入口圧力検出手段と、上記アクチュエータの出口圧力を検出する出口圧力検出手段と、上記流量及び圧力の検出値に基づいて上記アクチュエータ側に流量が発生し始める時のスプールストロークであるストローク初期値またはこれに関する値を演算し、上記操作装置の操作量が予め設定された量に達した時のスプールストロークが上記ストローク初期値になるように上記操作装置の操作量に基づくスプールの作動指令信号を補正する補正演算手段と、この補正済作動指令信号に基づいて上記スプールの作動制御を行う作動制御手段とを備えたことを特徴とする方向制御弁の切換制御装置。
IPC (2件):
F15B 11/08 ,  F15B 11/04

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