特許
J-GLOBAL ID:200903055076215183

円板の外周にVリップパッキンをインサート成形する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸山 敏之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-270674
公開番号(公開出願番号):特開平11-105064
出願日: 1997年10月03日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 炊飯器の本体と蓋体との間のシールを画るVリップパッキンを蓋体(12)の放熱板にインサート成形する。【解決する手段】 溝33の開口を内向きにした無端状のVリップパッキン3が円板2の外周に沿って設けられ、円板2外周部21の全周に亘って密着被覆した環状被覆部30に該Vリップパッキン3の円板2側の開口縁が一体に繋がっているVリップパッキン3をインサート成形する。金型キャビティ5の該断面V字状の空間53の内、Vリップパッキン3の円板2から遠ざかる側の外リップ片32に対応する空間部分52は、Vリップパッキン3の反対側の内リップ片31に対応する空間部分51に対して外側に開いており、キャビティへの溶融材料射出後の型開きにより、材料の熱収縮量に対応してVリップパッキン3の円板2から遠い側の開口縁の内径を収縮せしめ、円板外周の環状被覆部30上に所定の開き角度のVリップパッキン3を形成する。
請求項(抜粋):
円板外周に密着して被さる環状被覆部(30)と、断面V字状を成し溝(33)の開口を内向きにし内外2つのリップ片(31)(32)の内、内リップ片(31)が前記被覆部(30)に一体に繋がったVリップパッキン(3)とを円板上にインサート成形する方法であって、金型キャビティ(5)は前記環状被覆部(30)との対応空間(50)と、Vリップパッキン(3)と対応する断面V字状の空間(53)とが繋がっており、該断面V字状の空間(53)の内、Vリップパッキン(3)の円板から遠ざかる側の外リップ片(32)に対応する空間部分(52)は、Vリップパッキン(3)の内リップ片(31)に対応する空間部分(51)に対して、成形材料の熱収縮量に対応して外側に開いており、キャビティ(5)への成形材料射出後の型開きにより、成形材料の熱収縮量に対応してVリップパッキン(3)の円板から遠い側の開口縁の内径を収縮せしめ、円板外周の環状被覆部(30)上に予定した開き角度のVリップパッキン(3)を形成することを特徴とする円板の外周にVリップパッキンをインサート成形する方法。
IPC (5件):
B29C 45/14 ,  A47J 27/00 103 ,  F16J 15/10 ,  B29K 83:00 ,  B29L 31:00
FI (3件):
B29C 45/14 ,  A47J 27/00 103 N ,  F16J 15/10 N

前のページに戻る