特許
J-GLOBAL ID:200903055085317045
紙継ぎ方法およびこれを実施する原紙供給装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-063423
公開番号(公開出願番号):特開平6-247597
出願日: 1993年02月25日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 紙継ぎ作業を完全に自動化する。【構成】 ミルロールスタンド10の一方の支持アーム24,24に、新原紙始端部に両面接着テープ52を貼着した原紙ロール28を装填する。ミルロールスタンド10の他方の支持アーム24,24に装填した原紙ロール28から繰出した旧原紙を、原紙貯留機構36を介して紙消費機構に供給する。オーダ変更指令により、旧原紙の原紙ロール28の回転を停止すると共に、原紙貯留機構36に貯留分の旧原紙を紙消費機構に供給する。待機中に係る原紙ロール28と旧原紙を挟んで対向する貼着・切断機構38を作動させて、旧原紙を原紙ロール28の外周面に押圧する。これにより旧原紙と新原紙の始端部とは、両面接着テープ52を介して貼着される。次いで、旧原紙と新原紙との貼着位置よりも上流側で、旧原紙を切断する。
請求項(抜粋):
回動軸(14)を中心として夫々反対方向に延出する第1支持アーム(24,24)および第2支持アーム(24,24)を備え、各支持アーム(24,24)に原紙ロール(28)が着脱自在に装填されるターンオーバ式ミルロールスタンド(10)を使用する原紙の紙継ぎ方法であって、前記ミルロールスタンド(10)におけるアーム旋回軌跡の所定位置に原紙繰出し位置(FP)を固定的に定めると共に、このアーム旋回軌跡中でかつ前記回動軸(14)を挾んで前記原紙繰出し位置(FP)と対向する所定位置に紙継ぎ待機位置(WP)を固定的に定め、次回使用予定の原紙ロール(28)を装填した前記第1支持アーム(24,24)を前記紙継ぎ待機位置(WP)で待機させると共に、現在使用中の原紙ロール(28)を装填した前記第2支持アーム(24,24)を前記原紙繰出し位置(FP)に位置させ、この使用中に係る前記原紙ロール(28)からの旧原紙(OW)を、前記紙継ぎ待機位置(WP)で待機中の原紙ロール(28)に貼着した両面接着テープ(52)と近接する経路を経て系外の原紙貯留供給機構(36)に向け繰出し、繰出し中の原紙ロール(28)から待機中の原紙ロール(28)に原紙を切換える際は、所要の紙継ぎ指令により、前記旧原紙(OW)の繰出経路を挾んで前記紙継ぎ待機位置(WP)に設けた貼着機構(38)を作動させ、前記繰出し中の旧原紙(OW)を待機中の原紙ロール(28)に貼着した両面接着テープ(52)に押圧することにより、待機中の原紙ロール(28)の新原紙(NW)と前記旧原紙(OW)との紙継ぎ並びに前記紙継ぎ位置より上流側での旧原紙(OW)の切断を行ない、前記紙継ぎがなされた新原紙(NW)を、紙継ぎ待機位置(WP)にある第1支持アーム(24,24)に装填した原紙ロール(28)から引続き系外の原紙貯留供給機構(36)に向け繰出し、先に使用が終了した旧原紙ロール(28)を前記原紙繰出し位置(FP)にある第2支持アーム(24,24)から取外した後、原紙始端部に両面接着テープ(52)を貼着した次回使用予定の原紙ロール(28)を前記第2支持アーム(24,24)に装填し、次いで前記ミルロールスタンド(10)を略半回転させることにより、次回使用予定の原紙ロール(28)を装填した前記第2支持アーム(24,24)を前記紙継ぎ待機位置(WP)に到来待機させると共に、使用中に係る原紙ロール(28)を装填した前記第1支持アーム(24,24)を前記原紙繰出し位置(FP)に到来させ、この使用中に係る原紙ロール(28)からの新原紙(NW)を引続き原紙貯留供給機構(36)を経て系外に繰出すようにしたことを特徴とするターンオーバ式ミルロールスタンドでの紙継ぎ方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭58-089547
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特開昭58-144039
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