特許
J-GLOBAL ID:200903055090573335

飛灰からの重金属の電気化学的回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-219262
公開番号(公開出願番号):特開2003-027275
出願日: 2001年07月19日
公開日(公表日): 2003年01月29日
要約:
【要約】【課題】シュレッダーダスト等の廃棄物を焼却した際に発生する焼却飛灰、あるいは焼却飛灰をさらにプラズマなどで溶融した際に発生する溶融飛灰から、各種金属を効率よくかつ簡単に分離回収することができる方法を提供する。【解決手段】飛灰をpH4以下の硫酸水溶液で抽出処理して同液に銅、カドミウムおよび亜鉛を溶出させる。生じた飛灰含有スラリーの固液分離により得られた分離液中で陽極と陰極の間で電気分解を行う。陰極電位を徐々にまたは段階的に負の方向に変化させることにより、陰極に銅、カドミウムおよび亜鉛を分別して電解析出させる。その後、上記固液分離で残った残渣をチオ硫酸ソーダ塩水溶液で抽出処理して同液に鉛を溶出させる。生じた残渣含有スラリーの固液分離により得られた分離液中で陽極と陰極の間に直流電力をかけて、液中の鉛を硫化鉛として沈殿させる。
請求項(抜粋):
飛灰をpH4以下の硫酸水溶液で抽出処理して同液に銅、カドミウムおよび亜鉛を溶出させ、生じた飛灰含有スラリーの固液分離により得られた分離液中で陽極と陰極の間で電気分解を行い、陰極電位を徐々にまたは段階的に負の方向に変化させることにより、陰極に銅、カドミウムおよび亜鉛を分別して電解析出させ、その後、上記固液分離で残った残渣をチオ硫酸ソーダ塩水溶液で抽出処理して同液に鉛を溶出させ、生じた残渣含有スラリーの固液分離により得られた分離液中で陽極と陰極の間に直流電力をかけて、液中の鉛を硫化鉛として沈殿させることを特徴とする飛灰からの重金属の電気化学的回収方法。
IPC (11件):
C25C 1/12 ,  B01D 11/02 103 ,  B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  C02F 1/461 ,  C25C 1/16 ,  C25C 1/18 ,  C22B 3/04 ,  C22B 15/00 ,  C22B 17/00 ,  C22B 19/00
FI (12件):
C25C 1/12 ,  B01D 11/02 103 ,  C25C 1/16 A ,  C25C 1/16 B ,  C25C 1/18 ,  B09B 3/00 304 G ,  B09B 3/00 ZAB ,  C02F 1/46 101 B ,  C22B 3/00 A ,  C22B 15/08 ,  C22B 17/04 ,  C22B 19/22
Fターム (45件):
4D004AA37 ,  4D004AB03 ,  4D004BA05 ,  4D004CA34 ,  4D004CA35 ,  4D004CA44 ,  4D004CC12 ,  4D056AB03 ,  4D056AB04 ,  4D056AB07 ,  4D056AB08 ,  4D056AC21 ,  4D056AC22 ,  4D056BA12 ,  4D056BA13 ,  4D056CA17 ,  4D056CA26 ,  4D056CA33 ,  4D056DA10 ,  4D061EA05 ,  4D061EB04 ,  4D061EB27 ,  4D061EB28 ,  4D061EB30 ,  4D061EB31 ,  4D061EB38 ,  4D061GB22 ,  4K001AA06 ,  4K001AA09 ,  4K001AA20 ,  4K001AA30 ,  4K001BA24 ,  4K001DB03 ,  4K001DB21 ,  4K001DB24 ,  4K058AA21 ,  4K058BA21 ,  4K058BA24 ,  4K058BA25 ,  4K058CA04 ,  4K058EC04 ,  4K058ED04 ,  4K058FC07 ,  4K058FC14 ,  4K058FC22
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る