特許
J-GLOBAL ID:200903055095301759

カッタ用チップ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-293681
公開番号(公開出願番号):特開平6-170634
出願日: 1992年10月07日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 チップブレーカ溝3の形成により切削性能を向上する。【構成】 多角形板状からなるカッタ用チップ1は、幅狭のランド2およびチップブレーカ溝3がそれぞれ形成され、このチップブレーカ溝3は、中央ボス面4から延びる分離帯5によって独立形式になっている。前記ランド2は、主切れ刃稜6側の幅Waが副切れ刃稜7の幅Wbよりも狭くなっている。前記チップブレーカ溝3は、主切れ刃稜6の直交断面では、正のすくい角αを構成する傾斜面3a,底面3bおよび立上り面3cを有し、この立上り3cには、立上り凹部8が形成されている。この立上り凹部8の形成は、切り屑の接触長さを小さくするもので、前記立上り面3cの長手方向では凹凸形状を呈する。チップブレーカ溝3の幅は、切り屑の排出性を向上させるため、広がり角γによって幅広になるように構成されている。
請求項(抜粋):
略多角形板状をなし、切削上すくい面を構成する多角形面には、その辺に沿って幅狭のランド2およびチップブレーカ溝3が形成され、しかも、このチップブレーカ溝3が中央ボス面4から延びる分離帯5によってそれぞれ独立するようになっているカッタ用チップにおいて、前記ランド2は、主切れ刃稜6側のランド2aの幅Waが狭く、副切れ刃稜7側のランド2bの幅Wbが広くなっており、前記チップブレーカ溝3は、主切れ刃稜6に対する直交断面では、ランド2からの傾斜面3aによって正のすくい角αが構成されるとともに、その底部3bからは、中央ボス面4に向う立上り面3cを形成しており、しかも、この立上り面3cは、主切れ刃稜6の延びる方向に向って、凹凸の断面形状を構成する立上り凹部8が形成されるようにしたことを特徴とするカッタ用チップ。
IPC (2件):
B23C 5/20 ,  B23B 27/22

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