特許
J-GLOBAL ID:200903055101870515

弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-286613
公開番号(公開出願番号):特開平6-117414
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 積層形減圧弁の積層位置を不変にして、積層形絞り弁によるアクチュエータの速度制御を行う機能と積層形減圧弁による供給通路と一方の出力通路が切換連通した時のみに減圧制御を行う機能とを得られるようにしたもの。【構成】 通路77に詰栓部材83もしくは84を取付け取外し自在に螺着して通路77を閉塞自在に設け、通路77と並列的に設けた開閉弁65はパイロット通路8Aに連通した通路16より分岐した通路とパイロット通路8Bに連通した通路17より分岐した通路とを介してパイロット流体が作用して開操作され、詰栓部材83を分岐した通路より取外して通路77に取付けることで、第1パイロット電磁弁41Aの通電作動により積層形切換弁34Aを第1切換位置Yに作動操作した時のみ通路11を減圧制御し、詰栓部材84を分岐した通路より取外して通路77に取付けることで、第2切換位置Zに作動制御した時のみ減圧制御する。
請求項(抜粋):
圧力源に接続する供給通路と低圧側に接続する戻り通路とアクチュエータに接続する2個の出力通路とパイロット流体を流すパイロット通路とを開口した取付面を長手方向へ隔てて同一側面に複数個形成したマニホールドと、マニホールドの2個の取付面上に跨って積層配設し跨った一方の取付面に開口した各通路と連通するよう通路を貫設した積層形減圧弁と、積層形減圧弁上に積層形減圧弁に貫設した各通路と連通するよう通路を貫設した積層形制御弁を介在可能にして最上段に積層配設し、パイロット通路を流れるパイロット流体の給排により一方の取付面に開口した2個の出力通路を供給通路と戻り通路とに切換連通するパイロット操作の積層形切換弁と、マニホールドに配設して積層形切換弁を作動操作するよう積層形減圧弁が跨った一方の取付面に開口したパイロット通路にパイロット流体を供給したりこのパイロット通路のパイロット流体を排出したりする第1パイロット電磁弁と、マニホールドに配設して積層形減圧弁が跨った他方の取付面に開口したパイロット通路にパイロット流体を供給したりこのパイロット通路のパイロット流体を排出したりする第2パイロット電磁弁とを具備し、積層形減圧弁は弁本体の内部へ摺動自在に嵌挿した主弁体に主弁体の下流側の供給通路に連通する通路の圧力をパイロット圧として作用して設けると共に、このパイロット圧を絞りを介し主弁体に対向して作用して設けて主弁体の下流側の供給通路に連通する通路を流れる流体をパイロット圧に応じて減圧制御して設け、絞りを介して主弁体に作用するパイロット圧をそれぞれ設定可能な複数のパイロット弁を弁本体に配設し、マニホールドに配設の第2パイロット電磁弁の作動によりパイロット流体が給排されるパイロット通路に連通してこのパイロット流体の給排により複数のパイロット弁のいずれかを主弁体に切換連通するパイロット操作の切換弁を弁本体に配設し、マニホールドに配設の第1パイロット電磁弁の作動により開閉操作されてその開操作により主弁体にパイロット圧を作用させると共にその閉操作により主弁体にパイロット圧を作用させないようパイロット操作の開閉弁を弁本体に配設し、開閉弁と並列的に主弁体にパイロット圧を作用させる作用通路を設け、作用通路を閉塞自在に設けたことを特徴とする弁装置。

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