特許
J-GLOBAL ID:200903055102400202
内燃機関の振動低減装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
橋本 剛
, 小林 博通
, 富岡 潔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-208131
公開番号(公開出願番号):特開2005-069240
出願日: 2003年08月21日
公開日(公表日): 2005年03月17日
要約:
【課題】バネを含む振動系の反共振を利用したロール振動の低減を広い回転数領域で実現する。【解決手段】遊星歯車機構からなる変速機構9を介してフライホイール4がクランクシャフト3に連動する。フライホイール4は、プレート部7と外周部のマス部6とがコイルスプリング8を介して結合されているので、バネを含む振動系となり、クランクシャフト3の回転に対し逆方向に増速されて回転する。その反共振周波数をアイドル時の回転基本次数に一致させることで、ロール振動が抑制される。アイドル回転速度が変化しても、遊星歯車機構のプラネタリキャリア13をモータ14が回転方向に振動的に動かすことで、回転速度比ρが変化し、クランクシャフト3の回転速度の変動成分に対応した反共振周波数が得られ、振動低減効果が得られる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
主慣性質量体となるクランクシャフトの回転駆動力を伝える駆動力伝達機構と、前記駆動力伝達機構により所定の速度比をもって回転させられて慣性力を生じる副慣性質量体と、を備え、かつ前記駆動力伝達機構に弾性体を持たせて振動系を形成し、この振動系の反共振を用いた内燃機関の振動低減装置において、
内燃機関の回転速度を検出する手段と、前記駆動力伝達機構の速度比を可変にする手段と、を備え、検出した内燃機関の回転速度に応じて、内燃機関のロール振動もしくは回転速度変動に対する前記振動系の反共振の周波数が、回転速度のn/2(n=自然数)倍の周波数と略一致するように、前記速度比を制御することを特徴とする内燃機関の振動低減装置。
IPC (11件):
F16F15/22
, F02B77/00
, F02D45/00
, F02N11/08
, F16F15/10
, F16F15/12
, F16F15/134
, F16F15/18
, F16F15/26
, F16F15/31
, F16H3/72
FI (11件):
F16F15/22 B
, F02B77/00 B
, F02D45/00 330
, F02N11/08 F
, F16F15/10 X
, F16F15/134 A
, F16F15/18 Z
, F16F15/26 D
, F16F15/31 G
, F16H3/72 A
, F16F15/12 R
Fターム (24件):
3G084BA00
, 3G084CA01
, 3G084CA03
, 3G084DA39
, 3G084EB11
, 3G084EC02
, 3G084EC04
, 3G084FA33
, 3G084FA34
, 3G084FA36
, 3G084FA38
, 3J028EA01
, 3J028EB10
, 3J028EB16
, 3J028EB37
, 3J028EB62
, 3J028EB63
, 3J028EB67
, 3J028FB03
, 3J028FB13
, 3J028FC13
, 3J028FC23
, 3J028FC62
, 3J028GA02
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