特許
J-GLOBAL ID:200903055110106526

試験動作機能を備えた集合住宅用セキュリティー監視システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中井 宏行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-256948
公開番号(公開出願番号):特開平8-124072
出願日: 1994年10月21日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【目的】 点検者、住戸人、管理者の三者間でインターホン通話を可能として、住戸人が不在の場合でも点検作業が可能な上に、点検専用の配線を不要とした集合住宅用セキュリティー監視システムを提供する。【構成】 ドアホン子器1からの呼出信号と、試験信号とを検知し、判別する信号判別回路26と、センサーSの発報時に、アラーム音を出力する警報音発生回路21と、ドアホン子器の通話回路11とを通話線Laを介して切換接続し、かつ警報監視盤3の通話回路と、ドアホン子器の通話回路とを上記通話線を介して切換接続するための通話切換手段と、警報監視盤3に対して制御信号を送出する伝送制御回路25と、試験信号を検知した時には、擬似発報を行い、ドアホン子器のスピーカ13より警報音を出力する一方、警報監視盤3に対して、制御信号を送出し、警報監視盤3の通話回路をドアホン子器の通話回路に接続する信号処理部24とを、住宅情報盤2に備えて構成される。
請求項(抜粋):
各室に設置され、セキュリティーセンサーを接続するセキュリティー回線を設け、ハンドセットを設けた住宅情報盤と、各室の玄関先に設置され、呼出スイッチと試験スイッチを設けたドアホン子器とを通話線で接続するとともに、上記住宅情報盤と、管理人室に設置され、ハンドセットを設けた警報監視盤とは通話線、制御線で接続して構成され、上記住宅情報盤は、ドアホン子器から上記通話線を介して送出されて来る呼出信号と、試験信号とを検知し、判別する信号判別回路と、上記セキュリティー回線を短絡するための制御接点を設けた制御リレーと、セキュリティーセンサの発報時にアラーム音を出力する警報音発生回路と、ドアホン子器の通話回路とを上記通話線を介して切換接続し、かつ警報監視盤の通話回路と、ドアホン子器の通話回路とを上記通話線を介して切換接続するための通話切換手段と、警報監視盤に対しては、上記制御線を通じて住宅情報盤に割り当てられたアドレスを付加した制御信号を送出する伝送制御回路と、上記信号判別回路が試験信号を検知した時には、上記セキュリティー回線に接続された制御リレーを駆動して、制御接点を閉じて擬似発報を行い、このとき上記通話切換手段を作動することによって、上記警報音発生回路を上記ドアホン子器の通話回路に接続してドアホン子器のスピーカより警報音を出力する一方、上記伝送制御回路より、警報監視盤に割り当てられたアドレスを付加した制御信号を上記警報監視盤に送出し、更にこのとき上記通話切換手段を作動することによって、警報監視盤の通話回路を上記ドアホン子器の通話回路に接続する信号処理部とを備えた構成とした試験動作機能を備えた集合住宅用セキュリティー監視システム。
IPC (2件):
G08B 29/02 ,  G08B 25/04

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