特許
J-GLOBAL ID:200903055110821918

インドリル基含有化合物類および成長ホルモン放出を促進するためのそれらの使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-515248
公開番号(公開出願番号):特表平9-505601
出願日: 1994年11月23日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】本発明は、一般式(I)で表される化合物類(式中、R1、R1a、R3、R3a、R4、R5、R6、A、W、およびnは明細書中で定義)に指向される。これらの化合物類はヒトおよび動物の成長ホルモンの放出を促進する。この特性は、食品動物の成長を促進して、食用肉製品の製造をより効果的にし、ヒトにおいては、成長ホルモン欠損児での短駆のような成長ホルモン分泌における欠損に基づく生理的または医療症状を治療するのに、そして成長ホルモンの促進効果により改善される医療症状を治療するのに活用され得る。活性成分として上述の化合物を含有する成長ホルモン放出組成物も開示される。
請求項(抜粋):
式(式中、R1は、C1〜C10のアルキル、アリール、アリール(C1〜C6のアルキル)-、C3〜C7のシクロアルキル(C1〜C6のアルキル)-、(C1〜C5のアルキル)-K-(C1〜C5のアルキル)-、アリール(C0〜C5のアルキル)-K-(C1〜C5のアルキル)-、および(C3〜C7のシクロアルキル)(C0〜C5のアルキル)-K-(C1〜C5のアルキル)-からなる群から選択され、ここでKはO、S(O)m、N(R2)C(O)、C(O)、(R2)、OC(O)、C(O)O、-CR2=CR2-、または-C≡C-であり、ここでアリールは、フェニル、ナフチル、インドリル、アザインドリル、ピリジル、ベンゾチエニル、ベンゾフラニル、チアゾリルおよびベンズイミダゾリルから選択され、そしてここでR2およびアルキルは、1〜9のハロゲン、S(O)mR2a、1〜3のOR2aまたはC(O)OR2aによりさらに置換されていてもよく、そしてアリールは1〜3のC1〜C6のアルキル、1〜3のハロゲン、1〜2のOR2、メチレンジオキシ、-N(R2)(R2)、-S(O)mR2、1〜2のCF3、-OCF3、-C(O)H、ニトロ、-N(R2)C(O)(R2)、-C(O)OR2、-C(O)N(R2)(R2)、-1H-テトラゾル-5-イル、-SO2N(R2)(R2)、-N(R2)SO2フェニル、または-N(R2)SO2R2によってさらに置換されていてもよく、R1aは独立に水素またはC1〜C6のアルキルであり、R2は水素、C1〜C6のアルキル、およびC3〜C7のシクロアルキルからなる群より選択され、ここで2つのC1〜C6のアルキル基が1つの原子上に存在する場合には、所望によりそれらは結合して、所望により酸素、硫黄、SO2またはNR2aを包含するC3〜C8の環を形成し得、R2aは水素、または所望によりヒドロキシルにより置換されていてもよいC1〜C6のアルキルであり、R3は水素、-C1〜C10のアルキル、-(CH2)rフェニル、-(CH2)rナフチル、-(CH2)rC(O)OR8、-(CH2)rC(O)N(R2)(R8)、(C1〜C6のアルキル)-K-(C1〜C4のアルキル)-、アリール(C0〜C5のアルキル)-K-(C1〜C4のアルキル)-、-(CH2)rC3〜C7のシクロアルキル、および-(CH2)rヘテロアリールからなる群より選択され、ここで、KはOまたはS(O)mであり、さらにここでヘテロアリールはピリジル、インドリル、イミダゾリル、キノリニル、ベンゾチオフェンイル、ベンゾフラニル、インダニル、チアゾリル、ベンズイミダゾリル、およびアザインドリルから選択され、そしてここでフェニル、ナフチルおよびヘテロアリールは、C1〜C6のアルキル、1〜2のハロゲン、1〜2の-OR9、-NHSO2CF3、-C(O)H、-(CH2)rN(R2)(R9)、-(CH2)rC(O)OR9、-(CH2)rN(R2)C(O)R9、-(CH2)rC(O)N(R2)(R9)、-(CH2)rN(R6)C(O)N(R2)(R9)、または-(CH2)r(R9)により置換されていてもよく、R3aは水素またはC1〜C6のアルキルであり、R4およびR5は、水素、C1〜C6のアルキル、および置換C1〜C6のアルキル(ここで、置換基は、1〜5のハロゲン、1〜3のヒドロキシ、1〜3のC1〜C10のアルカノイルオキシ、1〜3のC1〜C6のアルコキシ、フェニル、フェノキシ、2-フリル、C1〜C6のアルコキシカルボニル、およびS(O)m(C1〜C6のアルキル)から選択される。)から独立に選択されるか、またはR4およびR5は、一緒になって、-(CH2)dLa(CH2)e-(ここで、LaはC(R2)2、O、S(O)mまたはN(R2a)であり、dおよびeは独立に1〜3であり、R6は水素またはC1〜C4のアルキルであり、R7およびR7aは、独立に水素、C1〜C6のアルキル、トリフルオロメチル、フェニル、置換C1〜C6のアルキル(ここで、置換基は、イミダゾリル、フェニル、インドリル、p-ヒドロキシフェニル、OR2、S(O)mR2、C(O)O(C1〜C6のアルキル)、C3〜C7のシクロアルキル、N(R2)(R2)、およびC(O)N(R2)(R2)から選択される。)であるか、またはR7およびR7aは、独立に1方または両方のR4およびR5基と結合して、末端窒素とR7またはR7a基のアルキル部との間にアルキレン架橋(ここで、架橋は1〜5個の炭素原子を含有する。)を形成し得、またはR7およびR7aはお互いに結合してC3〜C7のシクロアルキルを形成し、R8は水素、C1〜C6のアルキル、アリール、およびアリール-C1〜C2のアルキル(ここで、アルキル基は、-OR2、-C(O)OR2、-CON(R2)(R2)、-N(R2)C(O)N(R2)(R2)、および1H-テトラゾル-5-イルからなる群から選択された置換基により置換されていてよく、ここでアリールは、フェニル、ナフチル、インドリル、キノリニル、ベンゾチオフェンイル、ベンゾフラニル、アザインドリル、ベンゾイミダゾリル、ピリジル、およびチアゾリルからなる群から選択され、そしてアリールは、1〜2個の-OR2、1〜2個のハロゲン、1〜2個のC1〜C3のアルキル、-C(O)OR2、-C(O)N(R2)(R2)、または1H-テトラゾル-5-イルからなる群から選択された置換基により置換されていてよい。)よりなる群から選択され、R9は水素、C1〜C6のアルキル、または(CH2)vアリール(式中、アルキルおよび(CH2)v基は所望により1〜2個の-O(R2)、-S(O)mR2、-N(R2)(R2)、1H-テトラゾル-5-イル、-C(O)OR2、-C(O)N(R2)(R2)、-SO2N(R2)(R2)、または-N(R2)C(O)N(R2)(R2)により選択されていてもよく、ここで、アリールは、フェニル、ピリジル、1H-テトラゾル-5-イル、トリアゾリル、イミダゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、ピラゾリル、チアジアゾリル、イミダゾロン-1-イル、およびベンズイミダゾル-2-イル、トリアゾリノン-イルから選択され、そしてここでアリールは、所望によりC1〜C6のアルキル、C3〜C6のシクロアルキル、アミノ、ヒドロキシル、または-C(O)O(R2)で置換されていてよく、 Aは、(式中、xおよびyは、独立に0、1、2または3である。)であり、Wは、水素、-C(O)OR8、-C(O)N(R2)(R2)、-C(O)NH-SO2(R2)、-C(O)N(R2)(R8)、-CH2N(R2)C(O)R8、-CH2N(R2)C(O)(R8)、-(CH2)rOR2、-CH(OH)R2、-CH2SO2R2、-CH2SO2N(R2)(R2)、1H-テトラゾル-5-イル、5-アミノ-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル、5-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル、3-アミノ-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル、および3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イルからなる群から選択され、mは、0、1、または2であり、nは、0または1であり、rは、0、1、2、または3であり、vは、0、1、または2である。)で表される化合物および医薬上許容しうる塩類並びにそれらの個々のジアステレオマー。
IPC (6件):
C07D209/20 ,  A61K 31/40 AFC ,  A61K 31/415 ADT ,  A61K 31/435 ABB ,  C07D403/12 209 ,  C07D471/04 104
FI (6件):
C07D209/20 ,  A61K 31/40 AFC ,  A61K 31/415 ADT ,  A61K 31/435 ABB ,  C07D403/12 209 ,  C07D471/04 104 Z

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