特許
J-GLOBAL ID:200903055112139464

集積バイオチップデバイスを含む微小流体デバイス内を輸送される生物試料および微小粒子の光スイッチングおよび光選別

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 大庭 咲夫 ,  加藤 慎治 ,  樋口 俊一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-546188
公開番号(公開出願番号):特表2004-528156
出願日: 2001年11月28日
公開日(公表日): 2004年09月16日
要約:
通常は水である流体2内にあって流体とともに移動し、典型的にはPDMS透明プラスチックで成形された放射透明基板4内の微小流体チャネル3を流れる、例えば直径5μmの微小球または細胞である小粒子1が、通常はレーザ光スイッチングビーム5の光圧力により押されることによって、選択的に操作されて、選択された下流分岐点の出力1、出力2に入る。それにより、並列処理を含む、粒子のスイッチングおよび選別を実現する。スイッチングビームは、微小流体チャネル3内の、例えば、「X」型の分岐接合部のところでラゲール-ガウスモードにて動作するVCSELから発生させるのが好ましい。小粒子1の輸送は、このように微小流体により押し出される一方、光ピンセット方法による操作は、光の散乱力による押す力から、または引き寄せる光の力勾配による引く力から生じる。押す、引くのどちらであっても、流れる流体内の粒子は、光で検出されてもよく、高度な並列処理でもよい。バイオチップ上に集積化されることを含み、細胞および粒子の低価格な分析デバイスが効率的に実現できた。
請求項(抜粋):
小粒子を物理的かつ空間的に複数の択一的な行先のうち選択された一つへスイッチングする方法において、 粒子は、微小流体チャネル内を、 (i)上流の場所から、(ii)分岐接合部を通って、(iii)択一的な下流側行先へ導く複数の分岐チャネルの各々に至るまで流れる流体中に懸濁され、そして、 前記粒子が、複数の択一的な下流側行先のうち選択された一つの行先へ導く選択された分岐チャネルへ移動して入るように、微小流体チャネル内を移動するときに放射力の下で操作されることを特徴とするスイッチング方法。
IPC (5件):
B01D43/00 ,  B01J19/00 ,  G01N1/10 ,  G01N15/14 ,  G02B21/00
FI (6件):
B01D43/00 Z ,  B01J19/00 321 ,  G01N1/10 A ,  G01N1/10 N ,  G01N15/14 C ,  G02B21/00
Fターム (13件):
2G052AA40 ,  2G052AD29 ,  2G052DA09 ,  2G052ED00 ,  2H052AF19 ,  4G075AA27 ,  4G075BB05 ,  4G075CA36 ,  4G075CA38 ,  4G075EE12 ,  4G075FA01 ,  4G075FA11 ,  4G075FC02

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