特許
J-GLOBAL ID:200903055123070903
熱交換器用偏平伝熱管加工方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-362577
公開番号(公開出願番号):特開2000-176579
出願日: 1998年12月21日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、内部容積の小さい空間に設置され、熱交換効率を向上させるとともに、熱交換媒体の通過時の抵抗損失を小さくできる熱交換器用偏平伝熱管加工方法に関する。従来の加工方法においては、成形加工された偏平伝熱管の幅方向中央部に大きな座屈変形が生じるとともに、うねりや亀裂が生じる不具合があった。本発明は、このような不具合の生じない熱交換器用偏平伝熱管加工方法に関する。【解決手段】 本発明の熱交換器用偏平伝熱管加工方法は、任意の横断面形状にされた被加工伝熱管の内部に流動性を大きくした固化油脂を充填する工程、充填された固化油脂の固化後、被加工伝熱管を上金型と下金型との押圧面の間の押圧空間に設置する配設工程、上金型若しくは下金型の少なくとも一方を押して被加工伝熱管の横断面形状を熱交換器に要求される大きな縦横比の横断面形状にする成形工程とからなるものにした。これにより、上述した不具合が解消され、偏平伝熱管1の内外を流れる熱交換媒体の抵抗損失を小さくすることができる。
請求項(抜粋):
熱交換器において使用される伝熱管を所定の大きさの縦横比の横断面形状にされた偏平伝熱管に加工するための熱交換器用偏平伝熱管加工方法において、任意横断面形状にされた被加工伝熱管内に流動性を大きくした固化油脂を充填する充填工程と、充填された前記固化油脂の流動性が小さくなった後、前記被加工伝熱管を上金型と下金型との間に設置する配設工程と、設置された前記被加工伝熱管の外周面に当接する前記上金型および下金型の少なくとも一方を押圧して、前記被加工伝熱管を前記偏平伝熱管に成形する成形工程とからなることを特徴とする熱交換器用偏平伝熱管加工方法。
IPC (3件):
B21D 53/06
, B21C 37/15
, F28F 1/02
FI (3件):
B21D 53/06 Z
, B21C 37/15
, F28F 1/02 A
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