特許
J-GLOBAL ID:200903055124877347

時間離散型ステレオデコーダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-112864
公開番号(公開出願番号):特開平6-029938
出願日: 1992年05月01日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 非常に容易に集積化することの出来る回路によって時間離散的マルチバンド・ステレオマルチプレックス信号を効果的に選択、デコードするステレオデコーダ中で時間離散的信号処理を行なう受信器を提供する。【構成】 チューナTと、ベースバンドステレオ和信号(L+R)、19kHzステレオパイロット信号および抑圧38kHz副搬送波でダブルサイド振幅変調されたステレオ差信号(L-R)を含むステレオマルチプレックス信号を供給するための復調回路FDと、アナログ信号を時間離散的信号に変換するためのサンプラと、時間離散的ステレオマルチプレックス信号を時間離散的左チャネルと右チャネルのステレオ信号に時分割マルチプレックスデコードするためのステレオデコーダSDとを有する信号路を備えた受信器。
請求項(抜粋):
チューナーと、ベースバンド・ステレオ和信号(L+R)、19kHzステレオパイロット信号および抑圧された38kHz副搬送波で振幅変調されたダブルサイドバンドであるステレオ差信号(L-R)を含むステレオマルチプレックス信号を供給するための復調回路と、アナログ信号を時間離散信号に変換するためのサンプラと、時間離散的ステレンマルチプレックス信号を時間離散的左チャネルおよび右チャネルステレオ信号へ時分割マルチプレックスデコードするためのステレオデコーダとを含む信号路を有する受信器であって、受信器が有限インパルス特性と実質的に一定の群遅延時間を有する時間離散的半帯域低域フィルタ回路を含んでおり、その振幅転移特性の低域端が、少なくとも一部が前記変調ステレオ差信号の周波数範囲と共通である遷移帯域中にあり、また前記38kHzステレオ副搬送波の周波数で、それに対して低域端が実質的に点対称である周波数に半値転移を有し、前記受信器がまたフィルタ回路の出力信号の時間順偶数および奇数サンプリング値を同時に発生するサンプリング値の時間順対に変換するためにフィルタ回路の出力に接続された補間回路と、前記のサンプリング値の対の線形結合とフィルタ回路によって生じる左チャネルおよび右チャネルのステレオ信号の間のクロストークの補償のために補間回路に結合されたデマトリクス回路とを含むことを特徴する受信器。

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