特許
J-GLOBAL ID:200903055139980519
自動二輪車用ラジアルタイヤ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
苗村 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-341355
公開番号(公開出願番号):特開平5-246210
出願日: 1992年11月27日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】高速走行時における操縦安定性、旋回安定性及び耐久性をともに高める。【構成】ベルト層7は、ベルトコードをトッピングゴムにより被覆した小巾の帯状プライをタイヤ赤道Cに対して小角度傾けて螺旋巻きすることにより形成されるとともに、ビード部4、サイドウォール部3に、前記ビードコア5の高さからタイヤ半径方向外側にかつ前記カーカス6の本体部6aと巻上げ部6bとの間、又は巻上げ部6bのタイヤ軸方向外側に沿ってのびかつ赤道面Cに対して30度以下の角度で傾けたコードからなるプライを用いることにより前記カーカス6とともにビード部4に横剛性を付与する少なくとも1枚のビード部補強用のフィラー9を配し、しかも前記フィラー9の高さHfをトレッド縁高さHsの0.7〜1.2倍としている。
請求項(抜粋):
トレッド部のタイヤ軸方向の端縁間の距離であるトレッド巾がタイヤ最大巾をなす自動二輪車用のラジアルタイヤであって、トレッド部からサイドウォール部を通りビード部にのびる本体部に前記ビード部のビードコアの周りを折返す巻上げ部を一体に設けかつタイヤ赤道に対して70〜90°の角度で傾斜させた有機繊維からなるカーカスコードよりなる1枚以上のカーカスプライを用いたカーカスと、トレッド部の内部かつカーカスの半径方向外側に配される1枚以上のベルトプライからなるベルト層とを具え、前記ベルト層は、ベルトコードをトッピングゴムにより被覆した小巾かつ長尺の帯状プライをタイヤ赤道に対して5°以下の小角度傾け螺旋巻きすることにより形成されるとともに、ビード部およびサイドウォール部に、前記ビードコアの高さからタイヤ半径方向外側にかつ前記カーカスの前記本体部と巻上げ部との間、又は巻上げ部のタイヤ軸方向外側に沿ってのびかつタイヤ赤道面に対して30°以下の角度で傾けたコードを用いたプライからなり前記カーカスとともにビード部に横剛性を付与する少なくとも1枚のビード部補強用のフィラーを配し、しかもこのフィラーの上端高さHfを、トレッド部の前記端縁のビードベースラインからの高さであるトレッド縁高さHsの0.7倍以上かつ1.2倍以下としたことを特徴とする自動二輪車用ラジアルタイヤ。
IPC (4件):
B60C 9/18
, B60C 9/08
, B60C 13/00
, B60C 15/06
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