特許
J-GLOBAL ID:200903055153494511

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-326750
公開番号(公開出願番号):特開平5-134370
出願日: 1991年11月15日
公開日(公表日): 1993年05月28日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 色再現性に優れ、かつ粒状性の優れたカラー感光材料を提供する。【構成】 支持体上に一層以上の青感性層、緑感性層及び赤感性層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、該緑感性層が感度の異なる二層以上のハロゲン化銀乳剤層からなり、該乳剤層のうち最高感度乳剤層に化1のマゼンタ色素形成カプラーを含有し、かつ最低感度乳剤層に化2のマゼンタ色素形成カプラーを含有する。【化1】【化2】
請求項(抜粋):
支持体上に少なくとも一層の青感性乳剤層、緑感性乳剤層及び赤感性乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、該緑感性乳剤層が感光度の異なる二層以上のハロゲン化銀乳剤層からなり、該緑感性乳剤層のうち最高感度乳剤層に下記一般式(I)及び/または(II)で表わされるマゼンタ色素形成カプラーを少なくとも一種含有し、かつ最低感度乳剤層に下記一般式(M)で表わされるマゼンタ色素形成カプラーを少なくとも一種含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。【化1】式中、R1 、R2 は水素原子または置換基を表わし、Xは水素原子、ハロゲン原子、アリールオキシ基、アルコキシ基、アリールチオ基、アルキルチオ基、または1-アゾリル基を表わす。Cpは発色現像主薬の酸化体と反応し、無色またはアルカリ可溶性生成物を生成するカップリングブロック基で窒素原子上に結合する基である。Lは発色現像主薬の酸化体との反応によって放出された後、発色現像主薬酸化体を酸化還元反応またはカップリング反応により捕獲し得る発色現像主薬酸化体のスカベンジャーを表わす。X、Yは窒素原子または炭素原子を表わし、X、Yが共に窒素原子であることはない。...は、共役二重結合を形成するπ電子対を表わす。【化2】式中、R1 は水素原子または置換基を表わす。Zは窒素原子を2〜4個含む5員のアゾール環を形成するのに必要な非金属原子群を表わし、該アゾール環は置換基(縮合環を含む)を有しても良い。Xは現像主薬の酸化体とのカップリング反応時に離脱可能な基を表わす。

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