特許
J-GLOBAL ID:200903055155168336

定電位電解式ガスセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-053835
公開番号(公開出願番号):特開平10-239275
出願日: 1997年02月21日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】 センサボディ内の内圧変化を抑え、電極と電解液との接触面積の変動も抑え、かつ作用極からの信号を有効に集める。【解決手段】 センサボディ20の底部の開口22は疎水性多孔質膜の隔膜24で閉じられ、センサボディ20内には電解液26が入れられている。隔膜24上には電解液側に作用極28が形成されており、作用極28にはカーボンシートの集電体42が接触して設けられている。作用極28の信号を外部に取り出すリード線40はその集電体42を介して作用極28と電気的に接続されている。電解液26中には対極30と比較極32が完全に浸漬されて固定されている。センサボディ20内には電解液26上に空気層34が設けられており、空気層34は内圧調整口36の疎水性薄膜を介して大気とつながっている。
請求項(抜粋):
電解液が充填されたセンサボディで、電解液と被検ガスとの接触面にガス透過性隔膜が設けられ、その隔膜の電解液側には作用極が形成され、作用極に対し電解液を介して対極と参照極が配置され、作用極の電位が一定に保たれ、対極と作用極間の電流により被検ガス中の特定成分の濃度が検出される定電位電解式ガスセンサにおいて、対極と参照極の全体が前記電解液に浸漬されており、前記センサボディには、ガス透過性をもち前記隔膜とは別の疎水性薄膜を介してそのセンサボディ内の空間と大気とを接触させる内圧調整口が設けられており、作用極にはカーボンにてなるシート状又は布状の集電体が接触して設けられており、作用極の信号を外部に取り出すリード線はその集電体を介して作用極と電気的に接続されていることを特徴とする定電位電解式ガスセンサ。
FI (2件):
G01N 27/46 311 A ,  G01N 27/46 311 G

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