特許
J-GLOBAL ID:200903055159438630
エコーキャンセラ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
工藤 宣幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-168979
公開番号(公開出願番号):特開平6-014100
出願日: 1992年06月26日
公開日(公表日): 1994年01月21日
要約:
【要約】【目的】 ノイズの影響を軽減し、通話状態が変化しても安定的にエコーキャンセルを行う。【構成】 第1のFIR型フィルタ520でマイクロフォン出力信号と受話信号とから生成される残差信号e1からレジスタ504のタップ係数を更新すると共に、疑似エコー信号y1*を生成する。レジスタ504のタップ係数は2×T2期間に1回の周期でコピしてタップ係数を第2のFIR型フィルタ530のレジスタ503のタップ係数として設定する。第2のFIR型フィルタ520は、このレジスタ503のタップ係数と受話信号とから疑似エコー信号y2*を生成する。比較器509は、残差信号e1又はe2の内、パワーの小さい方の残差信号e1又はe2をスイッチSW1又はSW2からエコー除去音響信号として出力する。
請求項(抜粋):
受話信号を音響出力する受話音響出力手段と、音響を捕捉して音響信号を出力する音響捕捉手段と、上記受話音響出力によるエコーによって生じる受話音響エコー成分を推定する適応フィルタと、上記音響信号から上記受話音響エコー成分を除去する演算器と、通話状態を判断して、この状態に応じて上記適応フィルタのフィルタ係数の更新制御を行う通話状態判断手段とを備えて、上記音響信号から上記受話音響エコー成分が除去されたエコー除去音響信号を出力するエコーキャンセラにおいて、上記適応フィルタと上記演算器とからなるエコー除去部が多重化構成され、各エコー除去部は受話信号と上記音響信号とから各エコー除去音響信号を出力し、上記各エコー除去部の適応フィルタのフィルタ係数は、少なくとも受話状態のときに更新し、上記通話状態判断によって得られた通話状態に応じて、いずれかの上記エコー除去部からの上記エコー除去音響信号を選択して出力することを特徴とするエコーキャンセラ。
IPC (3件):
H04M 1/60
, H03H 21/00
, H04B 3/23
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