特許
J-GLOBAL ID:200903055172323949

共役アルカジエンオリゴマー類の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-075181
公開番号(公開出願番号):特開2000-273053
出願日: 1999年03月19日
公開日(公表日): 2000年10月03日
要約:
【要約】【課題】 有機リン化合物を含むパラジウム触媒を用いて共役アルカジエンのオリゴメリゼーションを行い、反応液から触媒を溶液状で回収して循環使用するに際し、パラジウムの析出を防止する。【解決手段】 反応液から触媒を回収して反応に再使用する過程を、触媒が溶解している溶液の温度を160°C以下に維持し、かつ溶液中の有機リン化合物の濃度を0.1モル/L以上とすると共に、下記で定義されるF値が負にならないようにする。【数1】F=A+B-0.015×(T-85)但し、Aは溶液中の有機リン化合物の濃度(モル/L)Bは溶液中の共役アルカジエンのダイマー及びその誘導体の濃度(モル/L)Tは溶液の温度(°C)をそれぞれ示す。
請求項(抜粋):
有機リン化合物を含むパラジウム触媒が溶解している溶液を触媒液として共役アルカジエンのオリゴメリゼーションを行い、反応液から生成した共役アルカジエンオリゴマー類を蒸発させて回収すると共にパラジウム触媒が溶解している残留液を取得し、この残留液を触媒液として反応に循環使用する共役アルカジエンオリゴマー類の製造方法において、反応液から共役アルカジエンオリゴマー類を蒸発させて残留液を取得しこれを反応に循環する回収-循環過程を、触媒が溶解している溶液の温度を160°C以下に維持し、かつ溶液の温度が90°C以上となるところでは、溶液中の有機リン化合物の濃度を0.1モル/L以上とすると共に下記式(1)で定義されるF値が負とならないようにすることを特徴とする方法。【数1】 F=A+B-0.015×(T-85) ・・・(1)〔但し、Aは溶液中の有機リン化合物の濃度(モル/L)、Bは溶液中の共役アルカジエンのダイマー及びその誘導体の濃度(モル/L)、Tは溶液の温度(°C)をそれぞれ示す。〕
IPC (6件):
C07C 2/40 ,  B01J 23/72 ,  C07C 11/21 ,  C07C 29/44 ,  C07C 33/02 ,  C07B 61/00 300
FI (6件):
C07C 2/40 ,  B01J 23/72 X ,  C07C 11/21 ,  C07C 29/44 ,  C07C 33/02 ,  C07B 61/00 300
Fターム (30件):
4H006AA02 ,  4H006AC21 ,  4H006AC41 ,  4H006AC43 ,  4H006AD11 ,  4H006BA25 ,  4H006BA32 ,  4H006BA34 ,  4H006BA37 ,  4H006BA41 ,  4H006BA44 ,  4H006BA45 ,  4H006BA46 ,  4H006BA47 ,  4H006BA48 ,  4H006BA53 ,  4H006BA83 ,  4H006BC10 ,  4H006BC30 ,  4H006BC38 ,  4H006BD36 ,  4H006BD52 ,  4H006BE41 ,  4H006BE60 ,  4H006FE11 ,  4H006GP01 ,  4H039CA29 ,  4H039CA60 ,  4H039CA61 ,  4H039CF10

前のページに戻る