特許
J-GLOBAL ID:200903055178839718
薄層型ソーラモジュールの製造方法とその製造方法に利用する分離手段
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊東 忠彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-089079
公開番号(公開出願番号):特開2000-307142
出願日: 2000年03月28日
公開日(公表日): 2000年11月02日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、共通基板(12)に並置された複数のソーラセル(11)を具備する薄層型ソーラモジュール(10)の製造方法と分離手段とを提供することを目的とする。【解決手段】 薄層型ソーラモジュールは、セル製造中での複数の層の堆積工程と層分離工程と、セルの相互の電気的接続を利用することにより製造される。基板(12)の第一のコンタクト層(14)を設け、セル毎にそのコンタクト層を分離させた後に、pn二重層(16)をコンタクト層に設け、その後、分離手段としての機能を果たすスクレーピング切削工具が塗布基板に対して相対的に移動することにより、スクレープされることで、機械的に分離させる。この切削手段は、好ましくは上昇させる又は回転させることなく、上記pn二重層(16)よりも高い硬度を有する上記第一のコンタクト層(14)を平坦先端部の滑動面にて滑動させる。
請求項(抜粋):
共通基板(12)に並置された複数のソーラセル(11)を具備し、セル製造中に複数の層堆積工程と層分離工程を利用して製造され、セルが相互に電気的接続される薄層型ソーラモジュール(10)の製造方法であって、(a) 前記基板(12)に第一のコンタクト層(14)を設け、(b) 前記第一のコンタクト層(14)をセルに再分し、(c) 前記第一のコンタクト層(14)にpn二重層(16)を設け、(d) 前記pn二重層(16)を機械的に分離し、セル構造を前記pn二重層へスクレープすることによる切削用の分離手段としての働きをするスクレーピング切削工具(30)を利用し、前記切削工具(30)は、前記pn二重層(16)よりも高い硬度を有する前記第一のコンタクト層(14)を平坦先端部(40)で、前記基板に対して滑動することにより移動し、前記切削工具(30)は、平坦な工具先端部に設けられたその滑動面(41)が前記滑動面と平行である前記第一のコンタクト層(14)の全平面にて静止するように案内されることからなることを特徴とする方法。
IPC (2件):
FI (2件):
H01L 31/04 E
, H01L 31/04 R
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