特許
J-GLOBAL ID:200903055186544123

トンネルの換気排煙方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-010456
公開番号(公開出願番号):特開平10-205299
出願日: 1997年01月23日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】排煙を効率よく行うことができ、火災発生箇所付近に安全避難区画を確保することができ、両坑口が外気に開放しない地下トンネルに有効に適用することができるトンネルの換気排煙方法を提供する。【解決手段】隣接する2連の長大トンネル1,2内上方にダクトを介して外気に通じる換気装置10をトンネル長手方向所定間隔毎にそれぞれ配設する。各トンネル1,2間の隔壁3には通気孔及び扉付きの出入り口4’を設ける。通常状態においては、各トンネル1,2毎に独立的に換気を行う。一のトンネル1内に火災が発生した場合は、一のトンネル1の換気装置10を排気のみとすると共に、他のトンネル2の換気装置10を給気のみとすることにより、他のトンネル2の給気が通気孔を通って一のトンネル1へ入った後、給気の一部が煙を伴って火災発生箇所付近の換気装置から排気されるようする。
請求項(抜粋):
互いに隣接して並走する各トンネル内上方にダクトを介して外気に通じる換気装置をトンネル長手方向所定間隔毎にそれぞれ配設し、各トンネル間の隔壁に通気孔及び扉付きの出入り口を設け、通常各トンネル毎に換気を行い、一のトンネル内に火災が発生した際、当該一のトンネルにおける少なくとも火災発生箇所を含む所定領域の換気装置を排気のみとすると共に、他のトンネルにおける所定領域の換気装置を給気のみとすることにより、他のトンネルの所定領域への給気が前記通気孔を通って一のトンネルの所定領域へ入った後、排気されるようにしたことを特徴とするトンネルの換気排煙方法。
IPC (3件):
E21F 1/00 ,  A62B 13/00 ,  F24F 7/06
FI (3件):
E21F 1/00 A ,  A62B 13/00 A ,  F24F 7/06 F

前のページに戻る