特許
J-GLOBAL ID:200903055193268042

多本針二重環縫いミシンの針糸制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 晃一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-234367
公開番号(公開出願番号):特開2003-038879
出願日: 2001年08月02日
公開日(公表日): 2003年02月12日
要約:
【要約】【課 題】針棒に取着され、先端部に複数の糸孔を有する糸繰り具と、上下方向のカム面を備えた糸捌き体を有し、糸調子器から針に至る針糸を糸繰り具の上下動と、糸捌き体のカム面の作用によって制御する多本針二重環縫いミシンの針糸制御装置において、針が最下位置から上昇してルーパが針糸ループを掬った直後の糸締めが行われるまでの間、針糸の移動がスムースに行われるようにカム面のリフトを小さくし、糸手繰り具や糸捌き体のミシンヘッドからの突出量を少なくして作業者への威圧感を軽減する。【解決手段】糸繰り具11をミシンヘッドAより突出する針棒3に取着し、糸孔15を左右方向に並設する。針2が最下位置より上昇するとき、カム面下端12aaと糸繰り具11の糸孔15間の左針糸8に糸繰り具11に取着した無端フック21が係合して持ち上げ、針糸をカム面下端12aaに留めると共に糸の繰込みを行い、針糸ループを吸収する。
請求項(抜粋):
針棒に取着されて針棒と共に上下動し、先端部に複数の糸孔を有する糸繰り具と、糸繰り具の近くのミシンヘッド前面に取着され、上下方向に延びるカム面を備えた糸捌き体を有し、糸調子器から針に至る針糸を糸繰り具の上下動と、糸捌き体のカム面の作用によって制御し、糸弛みと糸弛みの吸収を行う多本針二重環縫いミシンの針糸制御装置において、針が最下位置から上昇してルーパが針糸ループを掬うまでの間、左右方向に並ぶ針のうち、針糸ループが最も大きく形成される最左の針に供給される針糸に対し、糸繰り具の目孔と糸捌き体のカム面の間で係合して、該針糸をカム面の彎曲する下端部に留めた状態で糸繰り込み作用を行う糸掛止手段を糸繰り具に設けたことを特徴とする針糸制御装置。
IPC (2件):
D05B 45/00 ,  D05B 1/10
FI (2件):
D05B 45/00 A ,  D05B 1/10 Z
Fターム (10件):
3B150AA05 ,  3B150AA12 ,  3B150AA20 ,  3B150CB27 ,  3B150CD07 ,  3B150CE03 ,  3B150CE04 ,  3B150CE23 ,  3B150CE27 ,  3B150FC01

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