特許
J-GLOBAL ID:200903055209372791

液化二酸化炭素の製造法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-507202
公開番号(公開出願番号):特表平8-501142
出願日: 1993年08月17日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】液化二酸化炭素の製造法とその装置が公開される。二酸化炭素と、実質的に平衡の窒素および水を含むプロセス流(60)が冷却される(70、90)。前記プロセス流が圧縮され(130)、この結果、微量の水分を除く全水分が凝縮除去され、該プロセス流が微量の水分と長鎖炭化水素と微粒子とを除去するために洗浄され(240)、かつ窒素に富む膨張ガス流と圧縮(290)された二酸化炭素に富むガス流(280)とを製造するために膨張(300)される窒素に富むガス流(270)に分離される(260)。膨張エネルギーは、二酸化炭素に富むガス流を圧縮するために使用される。前記圧縮された二酸化炭素に富むガス流は、二酸化炭素を液化するために窒素に富む膨張ガス流によって冷却され(330)、かつ前記ガス流の中で窒素ガスの温度を低下させる。前記液化二酸化炭素(380)は、生成物として回収される。
請求項(抜粋):
液化二酸化炭素の製造方法であって、 (a)約10〜50%の二酸化炭素と実質的に平衡の窒素および水分とから成り、その際少量の水分が、プロセス流から凝縮除去される前記プロセス流の冷却と、 (b)微量の水分を除き、本質的に全水分がプロセス流から凝縮除去される前記プロセス流の圧縮と、 (c)微量の水分と、存在する全長鎖炭化水素と、存在する全微粒子を除去するための冷却プロセス流の処理と、 (d)窒素に富むガス流と、少なくとも50%の二酸化炭素を含有する二酸化炭素に富むガス流へのプロセス流の分離と、 (e)工程(d)の二酸化炭素に富むガス流の圧縮と、 (f)窒素に富む膨張ガス流を製造するための、工程(d)の窒素に富むガス流の膨張と、工程(e)において二酸化炭素に富むガス流を圧縮するための膨張エネルギーの使用と、 (g)工程(f)において二酸化炭素を液化し、かつ該工程において、窒素残存ガスの窒素温度を低下させるための該工程からの二酸化炭素に富むガス流の冷却と、 (h)工程(g)のこのような液化二酸化炭素の回収と、 (i)上述工程において、工程(g)中の二酸化炭素に富むガス流の液化が、工程(f)において膨張された窒素に富む膨張ガス流を使用して行われ、かつ該二酸化炭素に富むガス流の該液化後、工程(a)の該冷却の少なくとも一部を実施するために、該窒素に富むガス流を使用することから成る液化二酸化炭素の製造方法。
IPC (3件):
F25J 3/02 ,  C01B 31/20 ,  F01K 17/04

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