特許
J-GLOBAL ID:200903055215226489

Vベルト式無段変速機のライン圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-014968
公開番号(公開出願番号):特開平8-210449
出願日: 1995年02月01日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【目的】 Vベルト式無段変速機におけるライン圧を、非走行レンジから走行レンジへのセレクト操作時に適正に制御し得るライン制御装置を構築する。【構成】 コントローラ17は入力情報から目標入力回転数Ni を求め、これに対応してステップモータ23によりリンク22を介して弁21を操作する。弁21は制御圧PS を調圧して、プーリ1,2間の伝動比を目標入力回転数Ni に対応した比へ無段変速させる。元圧であるライン圧PL の制御に際しコントローラ17は、非走行レンジから走行レンジへのセレクト操作時、通常セレクトならエンジン回転数に応じてライン圧PL を2段階に制御し、レーシングセレクトならライン圧PL を制御最大値にする。よってセレクト操作時に、Vベルト3の滑りを生じないライン圧制御が可能となり、耐久性を向上させ得る。
請求項(抜粋):
Vベルトを巻き掛けした一対のプーリのうち、一方のプーリの可動フランジにライン圧を作用させ、他方のプーリの可動フランジには、ライン圧を変速制御弁により減圧して得た変速制御圧を作用させ、該変速制御圧とライン圧との差圧により変速比を無段階に制御するようにしたVベルト式無段変速機において、変速機の前段における原動機の回転数を検出する原動機回転数検出手段と、変速機を搭載した車両の停車中を検知する停車検知手段と、非走行レンジから走行レンジへの切り換えを検知するセレクト検知手段と、これら手段からの信号に応答し、停車中において走行レンジへのセレクト操作がある時、前記セレクト操作時に検出した原動機回転数に応じて前記ライン圧を、Vベルトの滑りを生じない限界の値に制御する通常セレクト時ライン圧制御手段とを具備することを特徴とするVベルト式無段変速機のライン圧制御装置。
IPC (5件):
F16H 9/00 ,  F16H 61/12 ,  F16H 59:08 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:44
引用特許:
審査官引用 (4件)
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