特許
J-GLOBAL ID:200903055215296142

カバー付き鉄塔

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下坂 スミ子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-179236
公開番号(公開出願番号):特開2001-003601
出願日: 1999年06月25日
公開日(公表日): 2001年01月09日
要約:
【要約】【課題】 周囲環境に調和できる外観を有すると共に、相対的に細長い塔状架構物のたわみを軽減することのできるカバー付き鉄塔を提供する。【解決手段】 塔状架構物の架空部分の堅い感じや機械的な感じのトラス構造を化粧外皮で覆い、周囲環境に調和させる。上方および下方ボルト穴間の間隔を下方および上方連結ボルト穴間の間隔から全ボルトクリアランスを減じた長さに選定して、連結ボルトの連結ボルト穴内での移動を内バットアングルおよび添接板によって制限し、たわみを軽減する。上方鉄骨トラス構造体に取り付けられた内バットアングルおよび添接板は、連結ボルト穴の全ボルトクリアランス分だけ下方に移動することで、下方鉄骨トラス構造体の連結ボルト穴と内バットアングルおよび添接板のボルト穴が同一位置となり、下方連結ボルトは通常通りにボルトクリアランスを保って取り付けられる。
請求項(抜粋):
基礎上に複数の鉄骨トラス構造体を高さ方向に連結することにより立設された相対的に細長い塔状架構物と、該塔状架構物における架空部分の少なくとも下部外周を本質的に同心円状に囲繞するように設けられた円筒体または多面体の化粧外皮とから構成され、相互に隣接する上方および下方鉄骨トラス構造体間は内バットアングルおよび添接板を介して連結されるカバー付き鉄塔であって、内バットアングルおよび添接板には上方および下方連結ボルトをそれぞれ受容するための上方および下方ボルト穴がそれぞれ設けられ、該上方および下方ボルト穴間の間隔は対応する下方および上方連結ボルト穴間の間隔から少なくとも一方の連結ボルト穴における全ボルトクリアランスを減じた長さに選定されていることを特徴とするカバー付き鉄塔。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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