特許
J-GLOBAL ID:200903055215473478

2バンド非可逆回路素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-092333
公開番号(公開出願番号):特開平10-284909
出願日: 1997年04月10日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 デュアルバンド無線端末機に使用するため2バンドサーキュレータおよびアイソレータの提供である。【解決手段】 フェライトの円偏波透磁率μ±の印加磁界は、電流路としてのコイル6に流す電流によってコントロールされる。これによって、2つの異なった周波数帯域で動作する2バンドサーキュレータ及びアイソレータを1つの筐体内で実現する。またそれらの各バンドの動作回転方向を異ならせることにより無線端末装置の設計自由度をもたせる。フェライト2、中心導体3、および整合用コンデンサ4を共通化し、永久磁石5、向きが可変の電流路を持つ電磁石のハイブリッド構造を用いている。これにより、磁力のコントロールを可能にする。フェライトの磁気共鳴点の低磁界、高磁界のμ′+ 、μ′- の差異を使用することで各バンドの回転方向の異なる2バンドサーキュレータ及びアイソレータの実現をする。
請求項(抜粋):
中心導体、フェライト、および整合用コンデンサによって構成された中心部回路と前記フェライトにバイアス磁界を印加するための磁界印加用マグネットとを備えた非可逆回路素子において、前記バイアス磁界を変化させるためのバイアス磁界可変手段を備え、該バイアス磁界可変手段によって2つの異った周波数帯域で動作させたことを特徴とする2バンド非可逆回路素子。
IPC (2件):
H01P 1/387 ,  H01P 1/36
FI (2件):
H01P 1/387 ,  H01P 1/36 A
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-185407

前のページに戻る