特許
J-GLOBAL ID:200903055223521260

圧延機の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-343928
公開番号(公開出願番号):特開平5-154530
出願日: 1991年12月02日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構造により圧延材・作業ロール間の荷重分布を推定し得ると共に表面品質に優れた圧延材を製造し得る制御を行う。【構成】 圧延材10を圧延加工するべく互いに対向する一対の作業ロール2・3を設ける。圧延材10及び作業ロール2間の圧延荷重を支える補強ロールを、作業ロール2の軸線方向に複数の部分に分割する。各分割補強ロール毎に油圧シリンダ15及び荷重検出装置17を設け、圧延荷重分布を可変に制御する。各分割補強ロール毎に、作業ロール2に対してスリップを生じない限界値を予め求めておき、特定の分割補強ロールの圧下力を限界値以下に下げる必要が生じた場合に、その分割補強ロールの圧下力を上げてスリップを防止する。また、その分割補強ロールをスリップを防止するべく非接触状態にして、作業ロールのベンディング装置等を用いることにより、所望の板クラウン・板形状制御を行うことができる。
請求項(抜粋):
互いに対向して設けられた一対の圧延加工用作業ロールと、圧延荷重を支えるべく少なくとも一方の前記作業ロールの外周面上を相対的に転動可能に配設された補強ロールとを有し、前記補強ロールが、軸線方向に複数の部分に分割されかつ該部分毎に可変圧下手段及び荷重検出手段を備えた圧延機の制御方法であって、前記可変圧下手段による圧下力を、予め求められたロール間スリップ開始時の最低値より常に大きくなるように制御することを特徴とする圧延機の制御方法。
IPC (5件):
B21B 37/00 144 ,  B21B 13/14 ,  B21B 37/00 BBH ,  B21B 37/00 116 ,  B21B 37/00 117

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