特許
J-GLOBAL ID:200903055235490522

磁気特性の安定した方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-335646
公開番号(公開出願番号):特開平7-188775
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【構成】 熱間圧延から最終冷延に至るまでの間に少なくとも1回の焼鈍を施す方向性電磁鋼板の製造方法において、脱炭焼鈍直前における鋼中Si濃度と地鉄表面Si濃度との濃度差ΔSiが、該鋼中Si濃度の20%以下になるように、脱炭焼鈍に先立って鋼板の地鉄表面に存在するSi欠乏層を除去する処理を施す。【効果】 脱炭焼鈍時の酸化被膜性状に起因する外観不良や磁気特性の不安定現象が十分に解消され、良好な磁気特性の電磁鋼板を安定して得ることができた。
請求項(抜粋):
けい素鋼スラブに熱間圧延を施し、1回又は中間焼鈍を挟む2回以上の冷延圧延を施して最終板厚としたのち、脱炭焼鈍、次いで仕上げ焼鈍を施す一連の工程により方向性電磁鋼板を製造するに際し、熱間圧延から最終冷延に至るまでの間に少なくとも1回の焼鈍を施す方法において、脱炭焼鈍直前における鋼中Si濃度と地鉄表面Si濃度との濃度差ΔSiを、該鋼中Si濃度の20%以下にする処理を、脱炭焼鈍に先立って施すことを特徴とする磁気特性の安定した方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C21D 9/46 501 ,  C21D 8/12 ,  H01F 1/16

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