特許
J-GLOBAL ID:200903055244385030

車両用空調装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-067523
公開番号(公開出願番号):特開平8-258558
出願日: 1995年03月27日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【目的】 ヒートポンプ式空調装置において、暖房運転初期の冷風を防止するとともに、暖房運転の立ち上がりの向上を図る。【構成】 ヒータコア22の温度を検出する水温センサ106の検出温度Twが基準温度T1以下の場合には、ブロワ3による送風を停止するとともに冷媒圧縮機11の回転数を最高回転数に制御し、基準温度T1以上になると、ブロワ3による送風を開始し、冷媒圧縮機11の回転数を目標吹出し温度に応じて制御する。冷媒圧縮機2の吐出側の高圧冷媒の温度が低く、温水回路20内の温水の温度が低い間は送風されないため、冷風が車室内へ吹き出されない。このとき、冷媒圧縮機11は最高回転数に制御されるため、高圧冷媒の温度が高温となり、温水回路20の温水温度を早く上昇させ、吹出し開始までの時間が短縮される。
請求項(抜粋):
冷媒圧縮機により冷媒が循環する冷凍サイクルの圧縮冷媒を熱源とし該熱源の熱が水回路を介して伝達される空気加熱器が、車室内へ空気を送るための送風手段を備えたダクト内に配された車両用空調装置であって、前記送風手段の風量および前記熱源の加熱能力を目標温度に応じて制御する車両用空調装置の制御装置において、前記空気加熱器の加熱能力を検出する空気加熱能力検出手段と、該空気加熱能力検出手段に検出される加熱能力が所定能力以下の場合に前記送風手段の送風を停止し、前記空気加熱能力検出手段に検出される加熱能力が前記所定能力を超える場合に送風を行う送風制御手段と、前記空気加熱能力検出手段に検出される加熱能力が前記所定能力以下の場合に、前記冷媒圧縮機の回転数を最高回転数に制御し、前記空気加熱能力検出手段に検出される加熱能力が前記所定能力を超える場合に、前記空気加熱器の加熱能力が前記目標温度に応じた能力になるように前記冷媒圧縮機の回転数を前記空気加熱能力検出手段に検出される加熱能力に基づいて制御する冷媒圧縮機回転数制御手段とを具備することを特徴とする車両用空調装置の制御装置。
IPC (3件):
B60H 1/32 102 ,  B60H 1/32 ,  B60H 1/22
FI (4件):
B60H 1/32 102 V ,  B60H 1/32 102 N ,  B60H 1/32 102 R ,  B60H 1/22 Z

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